アクセスランキング ブログパーツ
 最新記事(20件)

[02/20] やる夫は人妖として生きるようです 次回予告 薔薇水晶編

[02/20] やる夫は人妖として生きるようです 言葉編 後日譚

[02/19] やる夫は人妖として生きるようです 言葉編 最終話 『 不撓不屈の鬼リーダー 』 後編

[02/19] やる夫は人妖として生きるようです 言葉編 最終話 『 不撓不屈の鬼リーダー 』 中編

[02/19] やる夫は人妖として生きるようです 言葉編 最終話 『 不撓不屈の鬼リーダー 』 前編

[02/19] やる夫は人妖として生きるようです 最終話 予告

[02/14] やる夫は人妖として生きるようです 言葉編 第二十一話 『 鬼は還る 』 後編

[02/14] やる夫は人妖として生きるようです 言葉編 第二十一話 『 鬼は還る 』 前編

[02/14] やる夫は人妖として生きるようです 言葉編 第二十話 『“LiberaMe”From Hell 』

[02/14] やる夫は人妖として生きるようです 第二十話 予告

[01/22] やる夫は人妖として生きるようです 言葉編 第十九話 『 夢の終わり 』

[12/08] やる夫は人妖として生きるようです 第十九話 予告

[12/08] やる夫は人妖として生きるようです 言葉編 第十八話 『 地獄への選択 』

[12/07] やる夫は人妖として生きるようです 第十八話 予告

[11/27] やる夫は人妖として生きるようです 外伝 『 自動人形 』

[11/27] やる夫は人妖として生きるようです 言葉編 第十七話 『 蠢くもの 』

[11/26] やる夫は人妖として生きるようです 第十七話 予告

[11/25] 【沙耶の唄】やる夫が沙耶に出会うようです【ニトロプラス】 最終幕 後編

[11/25] 【沙耶の唄】やる夫が沙耶に出会うようです【ニトロプラス】 最終幕 前編

[04/13] やる夫の中学生日記 最終話 「卒業」

 やる夫RSSリンク





      \                    /
        \  丶       i.   |      /     ./       /
         \  ヽ     i.   .|     /    /      /
           \  ヽ    i  |     /   /     /
        \
                    / ̄ ̄ ̄\               -‐
       ー               / \,   ./ \
      __              /  (●)  (●)  \            --
          二     |    (__人__)    |        = 二
        ̄        \    ` ⌒´    /                ̄
         -‐      /            |                 ‐-
                (_ )   ・    ・  ||
         /       l⌒ヽ        _ノ |
                  |  r ` (;;;U;;)   )__)     ヽ      \
         /      (_ノ  ̄  / /          \
        /   /    /           ( _)       丶     \
      /    /    /       |    i,      丶     \

 
2017/05← 123456789101112131415161718192021222324252627282930→2017/07

--/--(--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

02/20(日) やる夫は人妖として生きるようです 次回予告 薔薇水晶編

1 名前: ◆VA2n4pNbBI[] 投稿日:2010/07/10(土) 17:47:27 ID:Ts4lJ2pY

このスレは18禁ゲームpropeller「あやかしびと」のトーニャルートのやる夫スレです。
「やる夫は人妖として生きるようです 1~10話」の続きですのでそちらをご覧になってからお読み下さい。

 【>>1からのお願い】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【スレを読む前に】

・──手は綺麗に、心は熱く、頭は冷静に──

・PC版あやかしびと、及び家庭用移植版、短編等の設定を下敷きにしています。
・エロ描写、暴力描写は多少……ありますので注意(18歳以上推奨)
・支援はいついかなる時も大歓迎。絵もAAも、なんでもお待ちしてます。
・夏になってもファミ通は許さない。絶対にだ。
・ご意見、ご質問は可能な限りお答えします。

【原作プレイ済みの方へ】
・本スレでネタバレはご遠慮願います。原作未プレイの方への配慮願います。
・PS2、PSP版の追加要素に関する話題もできれば雑談所でお願いします。
 【ネタバレ雑談等はこちらで】
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12368/1271084365/
・改変、設定当に不快な部分があるかもしれませんが、原作ファンの方にはなにとぞご容赦願います。



【未プレイの方へ】
・原作のネタバレを多量っつうかほとんど含みます。閲覧の際は自己責任にてお願い致します。
・原作を買った報告を聞くと>>1が喜びます。ビバ東出。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前スレ
やる夫は人妖として生きるようです
15 ttp://yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1269093819/(言葉編17話~
16 ttp://yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1269770481/
17 ttp://yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1271242211/
18 ttp://yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1272106072/
19 ttp://yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1273398898/
20 ttp://yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1273407658/
21 ttp://yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1273417362/
22 ttp://yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1274524155/
23 ttp://yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1274538209/(言葉編 完結)

【まとめブログ様】

やる夫化かし 様
ttp://yaruoh.blog101.fc2.com/
やる夫萌え 様
ttp://yaruomoe.blog45.fc2.com/blog-category-92.html
※まとめはいつでも大歓迎


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



3 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:50:03 ID:Ts4lJ2pY






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                          ここまでのあらすじ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






BGM:ttp://nicosound.anyap.info/sound/nm10196474

4 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:50:24 ID:uy99q3yE

ウォオツ



10 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:52:04 ID:iRfhiU7M

キター!



5 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:50:27 ID:Ts4lJ2pY


\ 丶 ヾ 丶v \ ヽ \丶丶、 丶\ ヾ 丶丶\、 ヽ \ \. 丶
ヾ丶\ 、\ヽ 、丶\ \ヽ丶丶 \ \ \ ヾ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ
 ヽ 、ヾ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶\ヽ ゝヽ丶丶\ \ 丶 \ 丶 ヾ丶\ \
 ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶 丶 ヽ ヾ ゞ 丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶\
\ 丶 ヾ 丶v \ ヽ \\ \. 丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶. .、 ヽ
ヾ丶\ 、\ヽ 、丶\ \丶丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶/,,;;;;/ ,,,...
 ヽ 、ヾ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶\ ゝヽ丶ヽ ゝヽ 、ゞ ヾ丶 ゝ/,,,;;;/  册册
 ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶  ヽ ヾ ゞ\ヽ ゝヽ丶丶 、/___/  _,. 册册
\ 丶 \ ヾ 丶丶\、 丶丶ヽ \  \丶 ヽ \/ /| _,.-r'| | 册册
ヾ丶\ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ \ヽ \  \丶 ヽ/ / ,..| | | | | | 册册
 ヽ 、ヾ \ 丶 ヾ丶\ \ \ ヽ\\丶ヽ/'~T.,./|川 j_l,.r-'¨ 卅卅i_,.
 ヽ \  \丶 ヽ \ \ヾ丶 丶丶丶   /,.T¨il i l l l川__,,... -‐ ¬¨
\ 丶 \ ヾ 丶丶\、 ヽ \ \.    ,l:lj|川_'¨三.ノ____,,,,,.....................
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; \ l j|:il|‐/jlllllllllll/|\ \ ヾ  \
__,,.. .-‐ '''""~" .;",:;".;..;.,:;".;.".;"=='-i,jl| jj| ロコ   | ロコヨ ∠二∠ 」
.;.;".;.;";".;.;"..;.;";.;.,:  ;.;". 三三 ' -f,  .i田l|     |目田|
.;.;".;.;".;.;".;. ,:. ;;: ;.;".;.;".;.;".二二二' -|.,_.j|     |l.l.l l.l.|
".; ;".;.;" ".;..; .;".;..;".;.;". -------------' - .,_  j! ニ二|
.;.;".;.;";".;.;",:.;.;".;.  ;.;".;.-------------------'' - .,_j|
".; ;".;.;".;.;".;..;".;.;".; ;".;.; _______________________________________¬
───────────────────────────────────────────────
地図にも無い島のとある病院から、一人の少年が脱走した。
    患者番号860、「和厳オプーナ」。
            生まれ持つ力を危険視された「第参種人妖」として、長い年月をこの病院で過ごしてきた。
───────────────────────────────────────────────
          __
        /´  \\`\
       /      ヾヽ ヽ
      /        _ヽ_、  ヽ
     /       ,イ´::::::::ト、 ヽ
    {      /::::::::::(●)ヘl 〉
     ヽ   | /::::(__人__):::::::} /
      λ_ゞ\ゝ、.`_⌒´__,/У
      Y(⌒)_|:::::::::∪:::::::::|/
      /::::::::::::/:|:::::::::∥:::::::/|
     ./::::::::::::/::§:::::::∥::::::::§
    /::::::::::::/::::::::::::::::::∥::::::::|


.

6 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:50:48 ID:Ts4lJ2pY



  .:.:.:.:.:.:.:.:..    :..:⌒;       "         __,、
ヽ:_:.:.:.:.:.:. :. .: .:.:.:.:..:.ノ:::: ::: :: :        ,rヽ'⌒ `^j   ヽ ..:
   ̄ `ー ‐-‐一´:::: ::: :: :       r'´       `ー'⌒ヽ`ー、:.
   :::: ::                  ヽ,  ....... ... .... . . .. .⌒ヽ
     ┌―――――‐‐:、          ヽ.:.:._:_:.:.:.:.___:::.:.:.:.:..:::.:.:ノ
     | 織 崎 病 院 | \
     |             |  |     o
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT ネTTTiヽ、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\
冂冂 冂冂 |  || 冂冂 冂冂 冂冂 冂冂  .|  \
二二二二二|  |l二二二二二二二二二二二二!   |
冂冂 冂冂 |  || 冂冂 冂冂 冂冂 冂冂  .|   |
二二二二二|  |l二二二二二二二二二二二二!   |
冂冂 冂冂 |  || 冂冂 冂冂 冂冂 冂冂  .|   |
二二二二二|  |l二二二二二二二二二二二二!   |

───────────────────────────────────────────────
後天的全身性特殊遺伝多種変性症───通称、『ASSHS』。人々は恐れと侮蔑をこめ、彼らを「人妖」と呼んだ。
            幼少の頃に能力を発現した彼は、ここ織崎病院で隔離された日々を送ってきたのだった。
───────────────────────────────────────────────

                                      . ____
                                       /― ― \
                                    ./(●)  (●) \
                                  . /   (__人__)     \
                                  . |    ` ⌒´      |
                                    \           /
                                      /         \
                                     |   ・    ・     )
.                                   |  |         /  /
                                     |   |       /  / |
                                     |  |      /  /  |
                                    (YYYヾ  Y (YYYヽ |
                                   (___ノ-'-('___)_ノ



.

7 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:51:06 ID:Ts4lJ2pY




                                ト、
                           | \ |,、 \
                           ! λヽ .l, ', ヽ \
                           | .| ', .ヽ~  ̄  ヽ
                           ,! .ゝ        \
                            !         _, -'┐
                           |       ,'    ヽ
                           _j-‐―‐-、   "  .>' |
                           |              /
                            | --           / |
                               \-、   、_   _〉  ,| .
                              l!、   `ー'´  .| |
───────────────────────────────────────────────
少年の孤独な日々を救ってくれたのは、一匹の狐だった。
                島の禁忌とされている森で出会った小さな狐が、少年の日々のすべてだった。
                                    一匹と一人の日常が、彼のささやかな幸せだった。
───────────────────────────────────────────────


      _____
     / ノ' ^ヽ_\
.  ゚ / 。;'⌒)  (⌒ヽ\°
.  / o'゚~(___人___)~o°\゜
.  |     ゚ |/⌒ヽ|  ゚    |
  \     ` ⌒ ´    /


.

8 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:51:24 ID:Ts4lJ2pY




             ::ノ⌒'Z::        ::___::         :: -^)::
              ::八  '(::      ::/ヽ,,)ii(,,ノ\::      ::/  /::
                 ::\ \ ::  ::/( ゚ )))((( ゚ ) \::     ::′ /::
                 ::\/\/:::::⌒(__人__)⌒::::: \:: ::/ ,.イ::
                  ::ヽ /|  ヽ il´|r┬-|`li  r  |/ /::
                   ::ヘ \ .!l ヾェェイ l!   / /::
                    ::`ヽ  `=≧r ‐i彡''´  /::
                      ::\ヽ   ` ´   / /::
                       ::          ,′::
                       ::i  :;     :;  i::
                       ::|          |::
                       ::l         |::
                         ::j            ::
───────────────────────────────────────────────
そんななか、友人のトラブルを解決しようとしたのをきっかけに、彼は暴力事件に巻き込まれる。
その事件を境に、少年は島からの脱走を決意する。
  それは到底叶うはずのない無謀な行動だった。しかし、彼の前に突然現れた少女がいた────
───────────────────────────────────────────────
\ 丶 ヾ 丶v \ ヽ \丶丶、 丶\ ヾ 丶丶\、 ヽ \ \. 丶
ヾ丶\ 、\ヽ 、丶\ \ヽ丶丶 \ \ \ ヾ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ
 ヽ 、ヾ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶\ヽ ゝヽ丶丶\ \ 丶 \ 丶 ヾ丶\ \
 ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶 丶 ヽ ヾ ゞ 丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶\
\ 丶 ヾ 丶v \ ヽ \\ \. 丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶. .、 ヽ
ヾ丶\ 、\ヽ 、丶\ \丶丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶/,,;;;;/  ,,,...
 ヽ 、ヾ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶\ ゝヽ丶ヽ ゝヽ 、ゞ ヾ丶 ゝ/,,,;;;/  册册
 ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶  ヽ ヾ ゞ\ヽ ゝヽ丶丶 、/___/  _,. 册册
\ 丶 \ ヾ 丶丶\、 丶丶ヽ \  \丶 ヽ \/ /| _,.-r'| | 册册
ヾ丶\ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ \ヽ \  \丶 ヽ/ / ,..| | | | | | 册册
 ヽ 、ヾ \ 丶 ヾ丶\ \ \ ヽ\\丶ヽ/'~T.,./|川 j_l,.r-'¨ 卅卅i_,.
 ヽ \  \丶 ヽ \ \ヾ丶 丶丶丶   /,.T¨il i l l l川__,,... -‐ ¬¨
\ 丶 \ ヾ 丶丶\、 ヽ \ \.    ,l:lj|川_'¨三.ノ____,,,,,.....................
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; \ l j|:il|‐/jlllllllllll/|\ \ ヾ  \
__,,.. .-‐ '''""~" .;",:;".;..;.,:;".;.".;"=='-i,jl| jj| ロコ   | ロコヨ ∠二∠ 」
.;.;".;.;";".;.;"..;.;";.;.,:  ;.;". 三三 ' -f,  .i田l|     |目田|
.;.;".;.;".;.;".;. ,:. ;;: ;.;".;.;".;.;".二二二' -|.,_.j|     |l.l.l l.l.|
".; ;".;.;" ".;..; .;".;..;".;.;". -------------' - .,_  j! ニ二|
.;.;".;.;";".;.;",:.;.;".;.  ;.;".;.-------------------'' - .,_j|
".; ;".;.;".;.;".;..;".;.;".; ;".;.; _______________________________________¬

9 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:51:45 ID:Ts4lJ2pY



                        _  _
                   _,. -‐ ´ 、 ‐-、`ヽ、
                  <     ヽ、 γヽ、,,,,  ` 、
                     /ヽ、   ヽ、 /_/{。ッ、‐ヽ ', ',
                 i / `ヽ 、 __i‐`‐=イ‐‐/ i i
                 i  !    ´ `_ヽz- ‐' ´  i i
                 `‐| ´ __  ´イ:::゚i `‐-/´ 〉 i /
                  ヽナ::l   ` ´,,,   ll-/ミヽ、
                   /l,,´ 、_     /_´ミミミ/
                   リヽ  ゝノ    lミミミノ‐、´
                     ` ‐-/´ ̄ ̄ ̄`フl゚
                     <ミ/:::       | `ヽ_
                     /::::      `  ',   ',
                    /:::    /´    l..、   l
                   /:::   /.:     ノ::::ヽ /
                  /:::   /,::::          /
                 /:::   /l. `       /
               ノ:::   / /::::::        7
                 /::::   / /::::::        /
              /:::   ノ  |:::::        `‐ i
───────────────────────────────────────────────
少女の名は、カナ。そう、彼の十年来の友人である「狐」と同じ名前。
  彼女はなんと「妖怪」だった。言葉により他者を使役する事ができる「言霊」を使い、
                                        一人の少年と一人の少女は、島を後にした。
───────────────────────────────────────────────

                       |
                     __L_
                  ─、-lt!‐r‐‐
                     =ハ.',´
                   rilil;| !l   | |
                    _」- !,!_r::::ュ|
                  r ゚─‐ヘ_r─ュ''l'lニl!_
                  Lffi-- ─ェェェェ─ n-┐
                   | ̄ ̄ ̄└i-  r'^ュ_l_
    ___   ____,「7 rュ_l___i二i二二二!r______________
   `ヽ、 ̄ ̄ ̄r─ュ ̄ ̄''r─‐ュ、‐─‐ュ.r─r‐r─ュr‐ュ┬''゚ 二二二二二二二 ̄。7
      ヽ     ̄     |/:iliil|  ̄ ̄   ̄    ̄ ̄ ̄ |   |´:::::::::::::::::::::::_r''t_l  /r'r'' ヽ_-rr ‐、
      ',           ̄ ̄                 | n|::::::::::::::::::::r「r─ュl ̄!‐ゝ__ソ─‐ヾ_,ソ
     ~'~-~..、、、,,,......,,.........,,....................,,,,,,....,,......,,,,......:::ヽ t、!::::::::::::::::( ̄ ̄""'''''' ̄'''')::::... ̄"'' ̄)...,,.



11 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:52:17 ID:Ts4lJ2pY


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..- -―::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::./      \..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::./          .::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....         |.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ         / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....\      ./..........
         ..............................    .. ー -::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..........................






 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,,_p/> ̄ ̄
.....:::::::...  .....:::::::....... .....:::::::...  .....:::::::...   ..:   ..::::.   ...::::::.. ..::::::::........ 。゚。,,,_p/> .....::::::::::::::::
.....:::::::........:::::::........:::::::........::::::   :........:::::::...... ..::::::: .:::::.... .:::::  ....::::... ........  ::::::::....... ...::::::::. ......
.....:::::::... .....:::::::...  .....:::::::... .....:::::::...   .:::::...............::::::::..:::::.. 。...:::::::::::::.....  .::::::::........ ...::::::::::.. ::...
。.... :::::.....:::::::...  :::::::.....:::::::...::..:::::.....:::::....   。..::::...... 。...:: ......  .....::::::::..:::::..::.....::::::::::::::::... ...:::::::
~~  .....:::::::... .....:::::::... ::  .:::::.....:::::....  .........:::::::::::::::::.........::...:::::::...::::::::::::::.....:::::::::::::。::::::.........::::::::
   ~^^゚~.。.... 。.... . ..:::::.....:::::.....:::::....。.....゚ .........。・...。.... 。 。。..::::...... 。...::::::::... ......::::::::::::::::..
         ~^^゚~~~゚^~~~~~~・。,,,,:~"~~。~・" ゚''~。,,, 。....゚....... 。.....:::::::::..........:::::
: :. . . . .     ..: : :. . . . .     ..: : :. . . ..: : :. . . . . . .   ..: : :. . .~^^゚~・,,。,, 。....゚......。..。....
      .. . ...        . . . .    ..: : :. . . . .  ..: : :. . . . .          ^~^:~。,,,,・

───────────────────────────────────────────────
脱出に成功した二人は、運命的な出会いをする。
        やむを得ずカージャックを決意した少年は、
                       通りがかった車に銃をつきつけ、とりあえずの衣食住を確保しようとする。
───────────────────────────────────────────────



12 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:52:34 ID:Ts4lJ2pY




        ___|二ニー -、、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l                         rfh_
        /rヽ三三三三三─‐-- 、;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l          ,.-、____ , --―‐ニ二/  ヽ
        ',i ,-三三三三三、   _,.ニ、ー-、!;: -‐二 ̄彡′         .レ'´-〃、:::` ̄ ̄ ̄::::::::::::::!   |
        ',、、ヾ三三'" ̄ ̄   `ー‐"    ヾ-'"  .〉′        /,. ̄/({_/ ̄>─────-〕  く
        ヽ ヽヾ三,'    :::.. _,,.,,_:.:.:.:..  _j_ .:.:.:.、,'           _」i:::::::|:::.イ-:〈─────‐r',. =、、!
         `ー',ミミ     : ',ィでiンミ、:.:.、__, -,ィも=、',′        〈ハ::::::::::!:ヽ!:::::::!::::::::::::::::::::::::::::| 、、__,.リ !
         /:l lミミ     ´ ̄`゙`ラ .:. 三 f"´ ̄`','          frヽヽ:::::\_ヽ:::ヽ___二二二ヽニニ〃
      ,.-‐フ:::::| |,ミ     `二ニノ ,、 jl ',` ―''",          -く:.:リ:!:::宀¬:::::::/r― 厂
     /r‐'":::::::::| |ヾ   u    ,ィ'"     ト、    /        /-' ̄`ヽ__::::::::::|r' r'/
 _,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',.        / `^ヽ,_ノi    /ヽ,     //        / `ー77 L!_
"    l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ.    /  _,,...,_,,..,、l  /l |`ヾー--/|   _ヽ__  {    リ | _i
     ',\\:::::::::::::::ヽ  /  ,ィiTTTTTト, ,} /::| |     /::レ'  レ'  } /ノ  ̄、=ニ_.乂_ー-' |
     \\\;::::::::::::\ {  ,/⌒'ー'‐'‐'‐',リ /::::::::l |    /:r'    ,|   \     ̄ ̄`ヽ ー‐ヽ
       ヽ \`ー-、::::::ヽ l  {,ゝ、‐r‐'ン-i/ ,/::::::::::ノ ./  ./::::|   |\    `ー-、〃        |
          `ー-二'‐丶 ヾ<Zェェェシ' ノ/二ー'".ノ   |::::::|   ヽ \ 〃   `ー-- 、_   !
───────────────────────────────────────────────
そこで出会ったのは、中年の医者だった。とりあえずの寝食を確保して一息ついた二人だったが。
少年が「人妖」だと知れた瞬間、態度が一変した。彼もまた、人妖に家族を殺され、人妖を憎む人間の一人だった。
                      しかし、銃を突きつけられながらも、カナを庇う少年の姿に、心を動かされる。
───────────────────────────────────────────────
               ___
          /   ー \
         /  巛(⌒ ) ヽ
         /       (⌒  l   ……撃た、ないで…
      ,;:.''";'''"''";;"'';;;.,┃_ ̄l__)
 .   ,,::",.,..,:::;:,;;:::,,,::,,,;;..,,"':;,_` ノ
    |          _"':; ,.;."



13 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:53:00 ID:Ts4lJ2pY



                                ____
                              /      \
                            / ─    ─ \
                           /   (⌒)  (⌒)   \
                           |      (__人__)     |
                           \     ` ⌒´     /
                        ,. ‐'/ `<,ム,,、 _/´  ̄ く
                     ,. ‐'"./:::. ...... :::::o::::::"''"...:::::::..', `゙ヽ、
                  ,. ‐'"   /:::::. ::i:::::::   ::::...    :::::::::: i   / ̄ ̄`゛'' -、,
               ,. ‐'"    /   :::l    :::::o    .,:     l /: : : : : : : : : : : : : `ヽ
───────────────────────────────────────────────
娘を殺されてから、人妖すべてを憎み続けていた麻呂の時間が動き出した。
       そして、少年もまた麻呂の優しさに触れ、これまでの事情を話す事にした。
                    少年の過酷な境遇を知り、麻呂は少年のために手助けする事を決意する。
───────────────────────────────────────────────
 ,彡彡,'',ニ=ミミミ三三三三ニニ彡  `゙゙''ー-、;:;/;;:;/
 ',彡'/ r' ノヽヾミ三三三三三彡'   _,,,,,,、ヽ;:;ィ''|
  彡'|.|(‐'''" 'iミニニ三彡"´ ̄     `゙゙ー'  ;;;:|
.  彡i、ヾ ('  ヾミニ三'          __,,、 ....ノ   /
  彡ゝ `'' "  |ミミミ'            ,;'´ ,,  ァ'
   '彳`ー‐i  |ミミミ'          `゙ニシ'   |、ニ'
 --、/    i  |ミミ         .,,r‐''"   | ノ          ───すまなかった。
 く 'ノ    :i  ミミ         ´  ., '   |'
 、\     .l  ヾ            .ノ(_,,、.   |
 :\ヽ,   ヽ          /   `t‐一'
 ::::ヽ ヽ   `::.       ,; '      .:i
 :::::::ヘ ヽ    `::.        ''"⌒゙''一ノ
 ::::::::::ヘ.ヽ    ヽ、       ` ー'ーノ
 ::::::::::::::ヽヘ     `ー┬‐一;;''""´



14 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:53:20 ID:Ts4lJ2pY



:;;.:. ..;;.ii;i|;;..;;.ii;i|;ノ;ノゞ゛;ゞ:.y.ゞ ; ;); ;ゞ ;"; ;ゞ ;" "ゞ; (ゞ ; ;ヾ ; ;;ゞ|ii::i;ii;;.|ii::i;ii;...::,,,;;. .;;;:
;;;....;;::;...;;ii|;;.;;ii:i;i|.;;ゞ:/ ノ;ノゞ゛;ゞノ:.y.ゞ ; ;ゞ)゛(;;ヾゞゞ ; ;ヾ ; ;ゞ ゞ|ii;|ii::i;;ii;.|i..iiii.:::. ;;;..::,,,;;.
::;...;;:..;i...iii|;;.;;ii;;:;i|i;;;;i|.;;i|ノ;ノゞ ; ; ;ゞゞ;;ヾ );丶(ゞ; ; ゞ;ゞ;; ,|ii|iii;|ii;;|ii;i|.ii;ii;..:|ii::i;:...:::::,,,;;;::..::
:..;;;.;;;.:;:;i.;ii|;;.;;i;;:;i|;ii:;i|.;;i|;i|;i|.;;.iゞ  ; ;      ;; ;;.,ヾi,;;|;i|i;|i;i|ii;i|ii;;|ii;i.ii;;:|ii.iii,,;;:.:::,,,;;..,.::
;;;....;;::;...;;.ii|;;.;;ii::;i|i;;iii|.;;i|;;|;i|ii|     ` ,,,..     ` ,., |ii|;i|;;i|i;;;;|ii;;|ii;ii;;;i.|.iii::. ;...;;;...:::. ;
::;...;;.;;ii:i;;;:;i|;;.;;ii::i|;;i:ii|;i;i|ii|;;|  .,,,.   ,.., ,.,     ...,.,,   |;;|ii;|ii:;;|ii:i;|;;ii:i;;.;|ii:::i;;;:;i;...;::;.;;...
::;...;;.;;;;ii:i;:;i|.;...;iiii|;;i:ii|i;;i|iii.,..,.  ,..,  `  .,.  ,..,,, `  ., ,,.,.iii|i;i;;|iii;;|.;;ii:i;;;|ii:i;;;:;i::;...;::;.;;...
::;...;;.;;ii:i;;;:;i|i;;i:i:;ii|i;;iii|;iii,. ,,.. ,.. ,.,..    . ,,,.,. ,.. ,,,  ,..  ii:ii|ii;.i|i;;iii:i;:|i:;.i:i;;;:;i:..;;.;;:::;;..
::;.;;:..;;.;;ii:i;;i|;;i:iii;ii|;ii;iii    ,,.. ,     . ,.. , . ,..        iii;iii|ii:i;;;:;i|i:i;;;:;i::;...;::;.;;...
.;...  .;;:.;:;iii;i|;;i:iiiii;i  ,,.. ,..`  ,.,...        ,,,.,.` ,..,,, . `,..   ii:iiiii;i|iii;i.;...;;.;;:.; ::;;;;;
iii;;ii:i;;i:i;:;iii;;ii ,,.. ,.. ,.,...  ,,,..,          ,..,,,    .,,.,.,    .,,  iii;;ii:i;;i:i;:;iii;;iii;;ii



         ____
       /      \
      /  ⌒  ⌒ \
    /    (●)  (●) \
    .|    :::⌒(__人__)⌒::: |   __
     \      `ー' / ̄ ̄⌒/⌒  /
    (⌒\     /     /    /
    i\  \  ,(つ    /   ⊂)
    .|  \   y(つ    /,__⊆)
───────────────────────────────────────────────
「学校に行ってみたい」
それが、人妖として隔離され、病院で人生の大半を過ごしてきた少年の、ささやかな夢だった。
人と触れ合わず、孤独な日々を過ごしてきた少年の、たった一つの願いだった。
───────────────────────────────────────────────


        /.: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
       /: : :             \
     /: : : :             \
   /: : : : : :               \
  / : : : : : : : ___ノ'′   ゙ヽ、___     \   うん…行きたいお……
  l  : : : : : :.; '⌒`       ´⌒ヽ     l
  |   : : .::;;(。o〇 )     ( 〇o。);;::   |   やる夫は、学校に行きたかった!
  l   : : : :°o゚゚~'"´      `"~゜o゚;°  l
  \ : : : : : : 。;゚(    j    ) ; 。+/    ずっとずっと、行きたかった!
   \: : : : : : ::`┬‐'´`ー┬′ +  /
   /ヽ: : : : : : : |/⌒⌒、|    イ\
   : : : : : : :゚: : : ゚´ ̄~:j ̄`  ;     \
   : : : : . : : . : : ;  '"``    +    \



15 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:53:42 ID:Ts4lJ2pY





            ',   ,ィ/ :   .:'^ヽ、..       jソ,ト、
             ',.:/.:.,{、:   .: ,ノ 丶:::..  -、   ,ハ  l、    麻呂の事は気にするな。
            ヽ .i:, ヽ、__, イ   _`゙ヾ  ノ   / ,l  l:ヽ
             ,.ゝ、ト=、ェェェェ=テアヽ }   ,/  l  l:.:(丶、  お主が、「どうしたいか」でおじゃる。
           _r/ /:.`i ヽヾェェシ/  ゙'  /   ,' ,':.:.:`ヾヽ
     _,,. -‐ '' " ´l. { {:.:.:.:', `.':==:'."       /   / /:.:.:.:.:.:.} ト―-- ,,_
一 '' "´        ',ヽ丶:.:.:ヽ、 ⌒    ,r'"    / /:.:.:.:.:.:.:ノ,ノ |      ``丶、
            ヽ丶丶、:.:.ゝ、 ___,. イ     / /:.:..:.:.:.,ィシ′ |
             `丶、 ``"二ユ、_,.,____/__,/;: -‐ '"  /
───────────────────────────────────────────────
その願いを叶えるべく、麻呂は一つの提案をした。
      人妖都市「神沢市」──日本の中の独立国家的存在であるその都市は、
            人妖だけが住み、人妖がすべてを支配する街だった。そこに逃げ込むしか手は無い。
───────────────────────────────────────────────

                          ______                    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                             |iiiiiiii|lllllllllllllllllllllll|      __ ____ |++++++++++++|
                             |iiiiiiii|lllllllllllllllllllllll|     |≠≠| lココココココ | |++++++++++++|
            _____       |iiiiiiii|lllllllllllllllllllllll|     |≠≠| lココココココ | |++++++++++++|    | ̄ ̄
              |三三三三三|       |iiiiiiii|lllllllllllllllllllllll|     |≠≠| lココココココ | |++++++++++++|    |日日
         _ _j[]j_三三三三:|   __ _jiiiiiiii|lllllllllllllllllll{[]}    |≠≠| lコココココ r──┬─t ++__|    |日日
L          |iiiiii|llllllllllll|三三三三|_,.|llllllll|iii|_iiiii|lllllllllllli丁 ̄丁i   H|≠≠| lコココココ |i i i i i |i i i |++「iiiiiii|i | ̄ ̄ ̄
⊥._      |iiiiii|llllllllllll|三三三::| ̄ ̄|llllllll|iii| ̄||llllllllllll|├─┤| ̄|H|≠≠| lコココココ | ̄ ̄`| ̄`|++|iiiiiiii|kz| ロロロロロ
iiiiiiii| 「三三 |iiiiii|llllllllllll|zL..L| ̄:|++|llllllll|iii|+||llllllllllll|├─┤|≡|H|≠≠| lコココココ |iiiiiiiiiiiii|iiiiiiii| ̄ ̄|iii|:::::| ロロロロロ
iiiiii⊥.」三:r──────ー | ロ |++|llllllll|iii|+||llllllllllll|├─| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|j |iiiiiiiiiiiii|iiiiiiii|====|iii|:::::| ロロロロロ
fエ| lユユ |/| lコココココココココココ | ロ |++|llllllll|iii|+||llllllllllll|├─|三三三三三三|≡≡|j |iiiiiiiiiiiii|iiiiiiii|====|iii| ̄ ̄| ロロロ
7ミ| 「厂厂| lコココココココココココ | ロ |++|llllllll|iii|+||llllllllllll|├─|三三三三三三|≡≡|j |iiiiiiiiiiiii|iiiiiiii|====|iii|==| ロロ x



16 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:53:58 ID:Ts4lJ2pY




       ____
     /⌒  ⌒\
    /( ●)  (●)\    (入速出 やる夫!)
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\
  |     |r┬-|     |   決めたお!「入速出 やる夫」だお!
  \      `ー'´     /

───────────────────────────────────────────────
麻呂の好意に甘える事にした少年は、新しい名前を名乗る事にした。
「入速出やる夫」……それは、かつて大事な人がつけてくれた、患者番号のもじりでもあった。
                                        そして────
───────────────────────────────────────────────

                _,  -──‐- 、、
                入 `ヽ ̄`ヽノ二ニy‐-、
              ,r' /.::::>、.:.:.:::::::{,/⌒Y⌒ヽト、
           / /.::::/  \.::::( ,〈薔〉、 / j〉
           ,′,イ/     \:ゝ彡ニミノ;::イ  それじゃあ、カナは……
           !レイ/       ``ヾ、 イ:::i:/
          〈川j '" ̄`   ´ ̄`` ゙,;;;;;;;リ       入速出 カナかしら。
          `ゞj! ,r=ュ    ,r=ュ  i;;;;/
            }ト、 / / / 丶 / / / _ソ    ……うん。悪くないかしら。
           _>‐ 、   l⌒7   /⌒〕
          に 二ニ j>ュ、二 _, イ.:V⌒〕_     ちょっと変わった名前だけれど。
         ,ィ ´ ̄〔二_〕::,ィ仝>、::::リ〔二〕  \
          〈/     に7::://::::l i::::::::に7    l



17 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:54:14 ID:Ts4lJ2pY




              i、 〈l〈l r,==¬
             -=| |=‐  |.|   |.| o o o
       /       i7 |.| 「/   L===」
      〈        ゙'
      /      、ー--‐へ、 (⌒\
  .  , '      l`i‐r-ゝ  v   \\、ヾ;  ヽーァ─   ううっ・・・!
    /イ    :ト、!│| ! , ij   u \ヽリ   ∨
    │,イ   | u | | l∠ニ  u    ト、     ヽ  /
     l/ | ,イ |─ァつ_ ~U~ u/;⌒i   |:: \   ヽ /
      レ W f/ ノ ,.- // ./ j v |:: u \  V
           { /つ ィ .// /   u  |::v /ヽ.  i
          l /つ/ レ'  〈__,.ヘ   | ̄7  ヽ |
          ヽ ヘ'v ー-、 ノ  ヽ  | /    W
            \ ij 0 ヽ.   `ー' | r‐¬ |
             \ ノ O \    |_!o ol_|
              ※やる夫です
───────────────────────────────────────────────
最後の最後までお人好しだった、麻呂との別れを済ませ、二人は神沢市に辿りついた。
                                        それは、新たな物語の始まりでもあった。
───────────────────────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                         /ミ了`ー- 、::::::/:::::::::::::::::::::::: ̄:::::`::::―‐
                          lミミ   (三シ`‐---  ___:::::::::::::::::
                           lミシ  ,.        ヾ三)    }三三三
                        fi7  . "  `、 :     _ _    ヾ三ミ三
                        | !  ' 、==z、ヽ|:  , '"  丶   `}ミミミ
                        |i|  ` `二彡/    、ー==、、:   |ミミミ
                        lリ      _/     `二ニ``   |ミミ/
                ,. ''´ ̄ ̄ ̄`ヾ!:、    f´'′  :^ヽ        ,.lミ/
              /         l ` :r '´`^'、__,.-、ノヽ、    ,. " }シ
             /      _,. -‐ '゙´ヽ { 、-- 、:.:__   ヽ...  '   /}\
         ___/ _,. -‐ ''"´     /,ハ ヾ`ヾエエェェェ>-     , 'ノ   ハ、
     _,. - '"´  //'´        ,. -, {{(  ヽ `丶`二ニ´      /´   | |
 ,. '´     / /          i //ヽヽ、 ,ヘ          , '´     //
'´      /  /           、ヾ、 \\| ヽ、       ,. -,:'´     //
       /  /          /ヽ、``ー`、_`丶>---_彡'"´     //
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



.

18 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:54:32 ID:Ts4lJ2pY




  |  |  j|     ||| / l ヾ=イ:| |:|        \
   、   | / |  |  ル|斗=く ト    |::| ゞ==、         \    __,. _=ニニ二二フ\
 、 ヽ ∨ | ./l イ {{ { @ }ノ    小ヽ   |lヾ     ___\  r-`---ッ___ _,. - '"  ヽ
  \ {::.\ |/   ゞ `ニ7  / |ヾl   || }/ //.::::::::::::〆`っ) ̄\ニニニニ二ヘ         ヽ
  \`ー:::.ヽ        / /   /| |:|   || /.:::::::::::::::::::::::: ̄Y ̄7ヒi゙、       ヽ      レ
  \ト:::::::::::}         '´     /.::| レ   厶イ ̄ ̄`ー-- _{--{ O:::::`ー- 、___ヽ__ ,. ‐ ''" ヽ
 \ \::::::〈            /.:::,′  /.:::/.::/  /.:::::::::::::::::ヽ ヽ__.Or、L__    `Y''"r'_⌒ミ゙、ヽ
   ` ーヘ::.\  _,,. ノ}    /.:::/   /`7.::/  /.::::::::::::::::::::::::: (〉ニ`r、_ヽ_   `ー--ソ { {::::::::} } ゝ
       >- ` ´   /r==/ イ . ' /二ィ:l |:::::::::::::::::::::::::::、{`ー-t) ___ ゝ`ー- 、__ メ ヽ└-‐'ソ ノ
       / ∠二` ーヘヽ<|:| }:}//  |::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::: `ー´(::::::::\ノノ゙/゙)  `ーヽ、`,.-‐"
       |_/.:::::::::::〕 {:{ }:| ヾニイ      |::::::::::::`|::::::::::::::::::::::::::: /`ー=ニ-‐〈__/)
      「::::::::::/ /  ヾ'ノ          |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(`      〈_/
───────────────────────────────────────────────
一方で、脱走したやる夫を追う組織も動き出していた。人妖追跡機関──通称、ドミニオン。
第17戦隊隊長である彼女こそ、幼い頃のやる夫が姉と慕った女性、水銀燈であった。
傍らに佇む副隊長の名は「備武手やらない夫」。対妖拳法「備武流」を操るやる夫の師でもあった男である。
───────────────────────────────────────────────
                              ,- 、_
           ,...--─- 、           ( ,´ヽヽ_ ヽ、 ,-┐
          /  ./:::::::::::::::ヽ、        <ヽヽ .ヽ ヽ ヽ.( .ヽ
            /   /  ∠ :::::::::::ヽ        ヽ ヽヽ  ヽゝ ヽ、 l
         l   / /;;)) ::::::::::::丶      ,-ゝ、ヽゝ 、     l
           ,-::丶 .ヽ`´  ヽ ::::::::::丶      ヽ ヽゝ 、 ヽ     l  ,-、
          ヽ:::::::}  ,   _,ノ ::::::::::丶       ヽ、_      , -─´:;:;:;丶
           ̄,  ゝ‐ ´ ...::::::::::::::::::`        ヽ、 ./:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
          `l. /   :::::::::::::::::::;;::::l .,、__         >´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;;:;:;:;l
           ヾ     :::::::::::::::;;;;:::::l〈:;:;:;:;`ヽ     <:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
             ヽ ./l ., ヘ :::::;;;;;;;;::::丶l:;:;:;:;:;l       >´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
            /:;:;:;l´ ヾ.、;;;;;;;;:::::::::〉,!ゝ‐‐ゝ─ ´ ̄ ヽ、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
            〈:;:;:;:;:;l, -,.l.〉.、;;;;:::::::::l∧:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
            丶:;:;:;:;:;:;lゞヽ ヽ::::::::::l  ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
           ,_´-:;:;:;:;:;:;:;lヽ  ` ヽ、 l / .丶;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
       ,、_ - ´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l ヽ、 ─- l/ / .丶:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:丶;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;l


.

19 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:54:49 ID:Ts4lJ2pY




     TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTヽ
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\iヽ
      | ̄|| ̄|  |  | |  | ̄|| ̄|  | ̄|| ̄|  .|  \iヽ::::::::
      |_||_|  |  | |  |_||_|  |_||_|  .|   \i::::::::::::::::::::::::
    _____|  | |_________.|     |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    _____|  |.|_________|      |:::::::::::::::::::::::::::::::::_,,-'~''^'-^゙-、::::::::
      | ̄|| ̄|  |  | |  | ̄|| ̄|  | ̄|| ̄|  .|     |____   ノ:::::::::::::::::::::::::::゙-_::::::::
      |_||_|  |  | |  |_||_|  |_||_|  .|     |     ..|\ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
    _____|  | |_________.|     |LlLl LlL |  i:::::::::::::::::::;;;;;;::::__,,-''~i、
    _____|  |.|_________|      |======= | ゞ:::::::::::::::::::::::|.レ/:::::::i
      | ̄|| ̄|  |  | |  | ̄|| ̄|  | ̄|| ̄|  .|     |LlLl LlL | ヾ_:::::::::::_,,-''ソ/::::::::::;/
      |_||_|  |  | |  |_||_|  |_||_|  .|     |======= |  |゙-、_::: i;;;;//::::::::,-'~
              |  | |               |     |LlLl LlL |  |   ゙ヽy /_,,-''~
             | ̄| ̄|        | ̄| ̄|   |     |======= |  |    |i:|
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |  |        |  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
             |  |  |        |  |
───────────────────────────────────────────────
神沢市に辿り着いたやる夫とカナの日常が始まった。
 やる夫が選んだ学校の名は、私立神沢学園。それは、やる夫の夢の始まりでもあった。
     しかし、問題が一つ発生していた。
───────────────────────────────────────────────

                    _____
                  / '⌒ヽ   '⌒゙\    人 +
                 /                \  `Y´
               /  、Y⌒ヽ     ィ⌒Y,.  \+
              /     トr1       トr1     \
            /       `¨      ¨´        \
            |    ''"⌒'(    i    )'⌒"'    |  。
            |           `┬─'^ー┬'′      |
         +   \         |/⌒i⌒、|       /
              人  \.       !、__,!      /
             `Y´+ /         、____,,         \
             /                    ヽ
              |  、                ,   |




.

20 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:55:05 ID:Ts4lJ2pY




                                                      __ _
                                        _,rーく´\  , --、   /⌒  ⌒ \
                                      ,-く ヽ.\ ヽ Y´ /   /(●)  (●) \
                   学校、行くお。          { -! l _」_ノ‐′/   /    (__人__)    \
                                      ヽ ゙ー'´ ヽ  /   |     . `Y⌒y'´     |
                                       ゝ、  ノ_ イ    \     ゛ー ′   ,/
<ええーッ!?                                ヽ     |     /    ー‐     ヽ
───────────────────────────────────────────────
妖怪であるカナは、人間を嫌って学校へ行く事を拒否し続けていた。
   頭を悩ませたやる夫は、一計を案じカナを学校に連れ出す事に成功する。
           しかし、カナの人間に対する憎悪はやる夫の考えている程軽いものではなかった。
───────────────────────────────────────────────

                 \  「 ̄  ` 、     ヽ
                  \イ  、 \  \    ∧
                  / 入、  丶 丶  ` (⌒'⌒)
                 l| / /__ ̄ 丶 >‐    \/!__
                 r‐{ !| __`    ̄ 二 -〈/ リ   |   _
                ┤ \l lYlfハ     イf r; YL 厶、   ! / , ヘ
                土, - l} {:り    lゝニ.ノノ´ ⌒ハ   ! /  }
            =二イ-乂)‐.ヘ 丶_ _   ̄  ,r‐、イ‐l|-L/  /_
          f ̄          ヽ Y ノ   ィ └‐' {「 }\ ヽ.∠ / |
          |  .         ,_ √ニニ'ヘ// /  ¬  ゞ='  〉  〔_∠
          `ー、      ,.rヘ / ' rク-〉 /,  /  }           ̄}〉
                 ,イ // ー '´イ' 〃    |ヾ:}         ー‐ '
                 { ヾ、./  /i 《 /     |  l,
                 iヽ.〈  く!:|i! :〈     !  i
                  l ヽヘ. ヽl!  /    ___,,.イ
                  !. 〈ヽ   \.l,r' ´ ̄ |'´ (



.

21 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:55:25 ID:Ts4lJ2pY




                 /:: :: ::入:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :\
              /:: :/:/ \:: \: :: ::r,⌒ヽ、、_ :: ::ヽ   躯を焼かれた母様がどんな悲鳴を上げたかわかる?
                 /:: / ::/    ヾ:: :ヽ:〃   >ニ=、:i  目を抉られた母様がどんなに泣いたかわかる?
             l:: :: /      \:: :」-‐―〈y‐i」  ヽ)、 九つあった尻尾も、ひとつひとつ千切れていって、
             !:: / \      \レ、"ーヘ__〉ヽ ノ} !
                ヽ:l 、_、ヽ       ヾ、    _〉 ゝ'::i  それでも母様は、母様は……
           ,, --/i io::ヽ`  、   _ ヾ=" ::`´ :: l
           〃  {l oヾ゚ノ     ゙ ̄__  `  ヽ:: :: :: i: /  人間には手を出そうとしなかった!
            |l   ,i 。        ´io:::ヾ、  、i:: :: ::ノ:/   炎を吐いて、雷を落せば人間なんて物の数じゃなかったのに!
          >、-´‐'ー-、 〈    ゙、゚ノっ   irニ')/
       ,.- '´⌒`ヽ、 :: :: ) >-、  、  。 .ノノ_ノ
     /        \てヽ_ゝノ   `゙=ラ"‐´ヽ
     /           ヽ :: :: `i-rッ <i´ヽ ヾ ノ
───────────────────────────────────────────────
人間に対する生理的嫌悪から、カナはクラスメイトとトラブルを起こしてしまう。
     問い詰めるやる夫に返された答えは、やる夫の想像を遥かに超えたものだった。
                        カナの母親は、カナの目の前で人間に惨殺されたというものだった。
───────────────────────────────────────────────
     ;: |          :::::::| :
      \.....:::::::::    ::::, /
      r "     .r  /       『それでも、母様は殺そうとしなかったかしら!
    :|::|     ::::| :::i
    :|::|:     .::::| :::|:          何で、何でアイツ等は母様を殺したの?
    :`.|:     .::::| :::|_:               教えて、教えてよ……やる夫くん……!』
     :.,':     .::(  :::}:
     :i      `.-‐"



.

22 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:55:41 ID:Ts4lJ2pY




         ____
       /   u \
      /  \    /\
    /  し (●)  (●) \
     | ∪    (__人__)  J |
    \  u   `⌒´   /
───────────────────────────────────────────────
言葉を失うやる夫と泣きじゃくるカナの前に現れる一つの影。
      鴉天狗:ストレイト・クーガーと名乗った彼は、「御頭」と会う事を強要する。
                  それは、やる夫の初めての強敵との出会いでもあった。
───────────────────────────────────────────────
             r‐,  /`l/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....  レ!
          l  l / /!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...  \
          / /'  //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..   |
          / / / /:::::::::::::::::;r‐、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ|
        / / / /ヘr‐-、._/:::::/:::::::::::_,,.-‐-、/ ̄ ,l
      /  l / /_ヽ、|    ゙、:〈ヾ‐''"´     |r‐‐'":|
     /    ' /´  \彡ニ=-、゙、l   ,,.z=二ミ、ヽ::::::::l
   /    , l  r‐'`ヽ、_,j --┬┬―――┬-- 、.|_:/
  /     /  | r=ヽ  l | ||   _    | |   ,ィ'ス
''´      /   `ー'"´ `ヽ、_| || / ゙、  |l,.-'"| lヽ )
     -‐'     ,.-‐''"| ̄ ``''ー'   `ー''"   l:/ノ/
          /   ヽ:l  ,    、  ,.    ,  k'‐'
__,,.-‐--‐''"´     r''l、 `''ー―――‐一''  / \
                |ヽ、\   -‐‐‐-   /l /⌒7
-――ァー---- 、...____,,|  l  ヽ        , '  l/  /
::::::::/               l  |   \     , '  ./  /ー――--- 、.,,__
:::::::::\          ヽ、    |    `'ー‐''    /  /          \ ̄``ヽ
::::::::::::::\        \  |         /  / /         ヽ::::::::::
::::::::::::::::::::\          l`ー-------‐'/  /           /::::::::::




.

23 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:55:58 ID:Ts4lJ2pY




        /.: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .\
       /: : :             \
      /: : : :            \
    /: : : : : :               \
  / : : : : : : :.:.:.:.:  _        _   \     ……「備武流」、入速出やる夫。
 |:::: : : : : : : : :.:.::.:.:´⌒\,, ;、、、/⌒`   l
 |:: : : : : : : : :.:::::;;( ● ) ノヽ ( ● );;:: |
 |:: : :: : : : : : : : :u :´"''",       "''"´  l
 \ :.: : : : : : : : . . . . (    j    )  /
   \:::: : : : : : ::.:.:.:.:.:.`ー-‐'´`ー-‐'′/
  /´ ̄ ̄`゙'ー、:;:;:;:;:;:;:;_:_: : : : : : : :イ
  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ`ヽノ
  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ`ヽ、       ___,...、
  :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::l:`ヽ   ,( .,.-‐' ,\
  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;: イ::::`lヽ:ヽ,r" \,.ィ" ,. .ヽ
  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::l::::::::l:::::::ヽ '゙''ー'、.ノ  ,.イ
  :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::: ノ:::::::::l:::::::::::l   l `'''´./
  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::. /:::::::::::::ヽ:::::::::l:、_   ,ノ
───────────────────────────────────────────────
暴力による強制。何より、カナを守るため、やる夫はクーガーと拳を合わせる事を決意する。
         それは彼にとって初めての「守るための戦い」でもあった。
───────────────────────────────────────────────
         、      _,./   ,.、-‐‐‐‐‐--、 _,,.、-‐‐''"´``'‐-ァ、.__
          ヾ:‐-、/!''"/_,、-''"        `ヽ、__,.、-‐''''''''''''‐--、`゙'''-;'"
            ,.-、`ヾ`ヽ<-,    _,.、-‐'ニニニ,ヾ'、‐、\:::::::::::.... `ヽ、  ̄`ヾ、   ……素晴らしい。
         ,.-''" ̄ ̄``  ゙, ,.-゙/ / ,,.-‐-ァ` \ヽ、ヽ::::::::::::::.....     ``''7
      ,..-''"   _,.、-‐‐r''''''''゙"/, ' ィ'" _O/    ゙):::`ヾ、.,__:::::::::::::....     /  力の濫用に媚びへつらわない。
    ,-/ _,. -‐、'"/!. ,.ァ‐゙、.l ヾ‐'゙  '''"       ,ィ゙;:::::::::,'´r-,ヽ,::::::::::::   /
r-、./,..-''ヽ,    l/ |/l l/´ ノ             ´/::::::::;:゙/ヽ   }::::::::   <゙       実に、立派だ。
,/‐ '"ヽ  |゙l   l ヽ,.>-、 |          、   /:::::::::/ r' |  |:::::::    ,.,゙ヽ,
'"、   |.  ゙,! ,,..,/.,ィ'゙   l ヽ       _,,..,,_/'  イ:::::/ ヽ、',ノ !:::::::  / ``ヽ
 ,.!  .l_  r7l  j/ ゙   ,r'゙!    _,,.-'''"´_,,l/    |/    r-‐'゙l:::::   {
 l `_,ィ"rッ'゙ ノ`'''゙i    /  ヽ. -<,.-‐''"´               l  j、_r-、:::::〉
 `'''''゙`‐'゙/    '   .j    \ '゙ ‐ ''' ""´         _,.、'-―――'-'゙、


.

24 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:56:14 ID:Ts4lJ2pY



                           _(_`Y´ )
                         /  |r┬`| \
                        /   `ー'´   \   、´`ヽ
                      /           ヽ ⊂´rィ_;ヽ、
                      |   、__/;;:  `   `⌒ ̄ ̄`  >
           「`ィ、- -‐ャ,--─´⌒      ̄`,. ̄   ,イ  , -─ ´
          、'ゝ_ /,____`_     ゝ、          ヽ´
           X/          ̄`ヽ             ヽ
                         |              、
                          |              ヽ
                         |,´  `      ´   `ヽ
                         /                ヽ
                        /      .,_──‐-、      ヽ
                        ′    /         、     ヽ
                      , ′   ヽ'           ヽ,´    ヽ    ,-、
                    ,イ     /              ヽ     ゝ- ´`'"ゝ
                 l、` ̄      ,'                 l        `j ラ
                 ヽ       i                  `、_  ,_  _.,~ノ
───────────────────────────────────────────────
圧倒的な実力差の前に敗れるやる夫。
       しかし、クーガーはその眼の輝きに何かを見出していたようだった。
               彼の言葉に答え「御頭」と名乗る存在はやる夫に「試練」を与える事を決定する。
───────────────────────────────────────────────
             r‐,  /`l/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....  レ!
          l  l / /!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...  \
          / /'  //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..   |
          / / / /:::::::::::::::::;r‐、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ|
        / / / /ヘr‐-、._/:::::/:::::::::::_,,.-‐-、/ ̄ ,l
      /  l / /_ヽ、|    ゙、:〈ヾ‐''"´     |r‐‐'":|
     /    ' /´  \彡ニ=-、゙、l   ,,.z=二ミ、ヽ::::::::l
   /    , l  r‐'`ヽ、_,j --┬┬―――┬-- 、.|_:/
  /     /  | r=ヽ  l | ||   _    | |   ,ィ'ス    やれやれ……まる夫どの。
''´      /   `ー'"´ `ヽ、_| || / ゙、  |l,.-'"| lヽ )
     -‐'     ,.-‐''"| ̄ ``''ー'   `ー''"   l:/ノ/        俺からこういうのもなんだが……
          /   ヽ:l  ,    、  ,.    ,u k'‐'
__,,.-‐--‐''"´     r''l、 `''ー―――‐一''  / \<チャッ       ここが正念場……ですよ
                |ヽ、\   -‐‐‐-   /l /⌒7
-――ァー---- 、...____,,|  l  ヽ        , '  l/  /
::::::::/               l  |   \     , '  ./  /ー――--- 、.,,__
:::::::::\          ヽ、    |    `'ー‐''    /  /          \ ̄``ヽ
::::::::::::::\        \  |         /  / /         ヽ::::::::::
::::::::::::::::::::\          l`ー-------‐'/  /           /::::::::::



.

25 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:56:30 ID:Ts4lJ2pY



. /: : : ://: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : :/l/__: : : : : : :l
/: : / / : : : : : : : /: : : : : : : : : : : ;ィ: : : : : : : : /´  `ーァ : : : l
: /  ./ : : : : : : : ,': : : : : : : : : :/ /: : : : : : /:/     ,イ : : : : L _
´   /: : : : : : : : ,' : : : : : : : /  /: : : : : 〃:/      〈ミ: : : : : <_
   /: : : : : : : : :,': : : : : : : /\  i: : : :///   /`ヽ  !ヽ. \---‐´
.  /: : : : : /! : i: : : : : : :/ァ云≧!: : /  ´ z=≦.._    l_ : ヽr-`
 /: :〃 / .l: : !: : : : :.:/、弋タ_ l : /   ´ ´{rネハヽ,   ハ/
.////   l: /l : : : : / " ̄  l:./l  /  ``ニ"- ゛  ,'イ !
"  ´   ,, l/-l: : : :,イ.     l/ .l ,'         ,'〉 !ノ
    ,, ''   l: : ∧_!       l            ,'/,ィ`丶、
 ,, ''       l: /   .l       ` -       ,'_/     `丶 、
''         l/   i、   、______,、   ,'          \
                !ヽ、   、   ,      ,イ              \
` 丶、          l  ヽ      ̄ ̄    / l                \
   `ヽ,      /  l ', ヽ       /  l .l          , - ... _   \
  _ .. -'     ,' /!. ',  ヽ、____/ /   ト、!       /    ¨ ‐ -
───────────────────────────────────────────────
目覚めたやる夫の前に現れた一人の男。
  彼こそは神沢学園生徒会長:通称グレン団のリーダー「一之谷 カミナ」であった。
                         「カナを諦めろ」という彼の提案に、やる夫は逃亡を選択する。
───────────────────────────────────────────────
         /.: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
        /: : :            \
       /: : : :            \
     /: : : : : :              \
    / : : : : : : : ..               \
    |: : : : : :  ,,,,ノ⌒" '' ``⌒\,,,        l
    |: : : ::;; ( ○ ) ノヽ ( ○ );;::: u   |
    |: : : : :  ´"''"        "''"´       l
   . \ : : : : . .(     j     )      /
      \: : :: : >ー-‐'=ー-ー<#    /
     /ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : イ\


.

26 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:57:20 ID:Ts4lJ2pY



       /:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|::::::::::::::::...||    \:.:.:.\:.:..:./´
      ./:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |:::::::::::::::::::||....     ∨:.:/^〈
     /:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.|:::::::::::::::::::||:::::.     |:.:.| / |
    ./:.:.://:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧.:.:.:|:::::::::::::::::/ ̄:::`  |:.:ハ/ Y |
   /:/ イ :.:..:.:.:.:..:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.. V:.:.| :/:://z≦v 7   |∧l //
         |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:::::、V:.l:/:/弋仍' ム   |l / /、
        |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:. /:::::::::::::ヘ|ヾ、:≧=≠彡シ   | /l:.:.:.:. ヽ、   こいつはまるで……
        |:.:.:.:.:.:.:.:/l:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:/:::::::::}:.  `:::::  `ヾ、::::::::::; ハ/:::|:.:.:.:..  ヽ、
         .|:.:.:.:.:.:./ :|:.:.::|:.:.:.:.:.: /:::::::: }.   :::::     ニ´:::::ハ::::::::|:.:.:.:     \
        .|:.:.:.:.:/  |:. /|:.:.:.:.:./:::::::: 〈            ::::::ハ::|:.:.:.|:.:.:.:.     :::::\
          |:.:.:.//: |:/:::|:.:.:.:/ :::::::.  \ _      ノ〉u::::/::::::|:.:.:.|:.:.::.:    .::::::::::::       ドリル
         |:.:/:::::   :::::|:.:./、 .:::.: _______,. <</  ::/:::::::/:.:.: |:.:.:.:.:    .:::::::::::::  ───螺旋、だな。
   ____,/|/::::::   ::::::::l:/  \:::. `ヾニニニニ  イ  :::/::::::::/:.:.:.:.:;:.:.:.:.:.:.  .::::::::::::::::
 /:::::::::::   :::::::::::::::::::::::   ヘ:.:.:.\.     ‐-   .:::: ::/::::::::/::::::. /:.:.:.:.::.  .::::::::::::::::::
/ ::::::::::   :::::::::::::::::     ',:.:.:.:.:.\         :::/ :::::::/:::::::::/:.:.:.:.:.:.:  .::::::::::::::::::
 ::::::::::    :::::::::::::::       ヘ:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 __/  :::::/:::::::::〈:.:.:.:.:.::  .:::::::::::::::::
───────────────────────────────────────────────
それは、「取り戻す為の逃亡」だった。師の言葉を思い出し、策を弄し、再びカミナの前に立つやる夫。
                                         勝負は奇策によりやる夫の勝利に終わった。
───────────────────────────────────────────────

         /.: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
        /: : :            \
       /: : : :            \
     /: : : : : :              \  (勝った。卑怯な手を尽くして……勝った
    / : : : : : : : ..               \       ───よかった。息はあるみたいだお)
    |: : : : : :  ,,,,ノ⌒" '' ``⌒\,,,        l
    |: : : ::;; ( ー ) ノヽ  ( ー );;:::u  . |
    |: : : : :  ´"''"        "''"´       l                                     ドサ…>
   . \ : : : : . .(     j     )      /




.

27 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:57:38 ID:Ts4lJ2pY



                         __,、r.、___
                       ,,.ノシ⌒@<_,.ィ
                     r-<_ {| ,.>rtヘヽ!}\       z
                    ,.ィト 、  ゙i__| l___ゝ、〉 ヽ.     z      「カナ、おい、起きるお」
                    >、  \ ,└'   v‐.、ハ   Z
                       { .i` ー ≠ .ァ‐‐ > ゙( ヽ}|
           r 、 _      ハ |     ′ .〃 ! γ´  ̄ `ヽ
          _r<゙}__!' !.       ヾレ´        i! l ! iー|     ア
        〈.ヾー'  .ハ /⌒ーy'.ス  ヽ'⌒ 、 _   ゙∧ゝ、―ァー、ノ
          マ   .r '| ,! ._  .// ./ハ.   ーij ,.- 、「`|´ ̄`7
          rゝi^ー' (^i-' ├f^Lf)〃 i  > ,ァ ´    `ヾー,⌒i
         \   ト, ー― 〈 i ゝゝ _/   - 、   i   て__
           .__|」У゙,.{   / .} <__ュ-「´      ヽ   ! |    ハ
───────────────────────────────────────────────
カナを取り戻し、安堵するやる夫。しかし、突然の衝撃がやる夫の頭を襲い、再び意識が途切れてしまう。
生徒会所属:薔薇水晶・アントーノヴナ・ニキーチナの人妖能力「キキーモラ」の一撃であった。
───────────────────────────────────────────────
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

                     `          ____
                    、   ノヾ      /    \
                     )ヽ/      /         \
============== `r  .  /    _ノ  ヽ、_ \    フゲッ!
                      )    |    (○)  (○) |
                    , '´⌒`Y  \    (__人__)u /
                   ゴスッ!> ノ    ` ⌒´   \
                         /´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     < 二‐ 、ー-_/ ,   /  /    l      ヽ_ニ―<_
       /:::::_/::::_/ ./ /  ,'   !       !  !  ',   ヽ :\::::__`‐-、
     ∠ィ-,‐'´l// ./ | .|   l      |  l  !    !、::_ヽ_、 ̄``
      /./   / l  !l| l!  l,イ  ∩ | ,l ,l !l |  l    !l ヽ`ー 、_
.   / /     | l | ! -l┼'ト ll ',  .`乂/|ノ廾ナノイ.!|| l !  ヽ、  `ー-、
.  /   /     ,!',! l | |ヾl‐!lニ、ヽ ヽノ/'´r'イΞトlィノ|ノ / !/ |   `i   /
 ,'   !     ,' ´ヽ|`ヽ! ` いソ`     ヽ)〈ヘ'ly''/'|/l ノ'   !   ,'  ./
 ヽ 、_.ヽ    /   .| ,l l   ̄       `ヾ='<´\||    !   / /
     \ヽ /    |  !〈|         ′     、ノ' /l |    レ' /
       )ヽ   l  l'ー、     ─-       /,r||  /.,
      / 〉  |  |  |\              /|  ! |  / / ',
    _/  /   |  l|   ! _r‐ヽ、     _, -'ヽ、_|.  l|〈  \ ',


.

28 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:57:54 ID:Ts4lJ2pY




.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:..:.:/      i::::i ヾ;:::ト,.:.:.:.:i.:.:.:.:i、.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:.:.:i.::i
.:.:.::i.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:;/  _,,ェ===、_i.:.:i  .i..:i '、.:.:;i.::.:.:i i.:.:.:::i.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.::i.:.:.:.:i.:i
..:.:i.:.:i.:.:.:.:.:;i.:.:.:.:/|.:.,|r'´       'i:::'i  'i;:'i、ヾヲ=ェ,,| i.:.:.:.:i.:.:.:.:.::.:i..:.::.::i.i:.:.:.i.:i
.:.:i.:..:i.:.:.:.:.:i.::.:.:: レY;|         'i:.'i  ヾ,, \::i:.:~トi.:.:.:i.:.:.:::.:.::i.:.:.:.::i i.:.::レ
.:.:i.:.:ii.:.:.:.:.:i.:.:.:i´ _|;;|-ニニニ,‐、、   ヾ、   .\. ヽ:i:::i .|.:.:.:i.:.:.:..:.:i.::.:.:.:;i i.:.:.:|
.:.:i.:.:i:i.:.:.:.:i.:.:.:| _,rヲ;|=ニデヌ、 `'    ヽ、 _,,,,>、,_i::| .|.:.::i:.:.:.:.:.::i.:.::::i.:i .i..:.:|  申し遅れました、
.:.:i.:.i.:i.:.:.:.::i..::レケi},,.}::::::i i::}.         \ンェテニュi;| .|.:.:i.:.:.:.::.::i.:.:.:i..:i i.:.:| 私は三年の「一之谷 言葉」と申します。
.:.::i.:i.::i.:.:.:.:i.:.: ト'{ i::::::::::::| i:|.          /{,ノ:::::}レij |:::イ.:.:.:.:.:i.:.:.:i.:i  i.::/
.:.::'i:i.:.:ト.:.:.:.:ト;| {.i:::::::::::ノ~,;          .{i:::::::i.i:}' |i///.:.:.:.:i.:.:.:.:レ' //    「一之谷カミナ」の妹です。
.:.:.:.:i.:.:i\.:.:i 'i, ヾ:::::::::::ソ           {i::::::f~j ,/'./.:.:.:.:/i.:.:::/  /'         ……似てないですけど。
.:.:.:.::i.:.:i:.:`i、;i, ' ~'ー'''^゙^           {::::::ソ .'´/.:.:.:/:/.:.:/  '
.:.:.::.::i.:.:i:.:.:| ヽ、...:::::::::::::...           `ー'ュ ./.:/:i.::/.:.:イ
.:.:.::.:.:i.:.:i.::: ト,               ::.> ...::::::.''´"./:.:.:;i;//..:|
.:.:.:.:.:.:i.:.:i.:.:iヽ                   :::::.../;;/ィ´.::.:.:.:|
.:.:.:.:.::.:.:i.:i.:..:i.:`i、         'ー -      ,.イ.:.::.:.:/.:.:.:.:.:.:|
.:.:.:.:.::i.:.:i:i.:.:.:i.:.:| \              , r;'::..:i.:.:.:.:/.:.:.:.:/.:/
───────────────────────────────────────────────
目覚めたやる夫の前に現れる一人の美少女。彼女の名は一之谷言葉。カミナの妹でもあった。
   先ほどの兄との戦いの勝利を認め、改めて「御頭」との対面を提案する彼女。
                                            やる夫は、その提案に乗る事にした。
───────────────────────────────────────────────
     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/    (●)  (●) \
|       (__人__) u  |
./     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /

.

29 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:58:19 ID:Ts4lJ2pY



            |l______________| |
           ./|:::::: |     /   \       | |:二二二二:|
         .//|:::::: |     |二二二 |         | |:::::::::::|:::::::::::|
        .//. .|:::::: |     |l| 牢 |l|         | |:::::::::::|:::::::::::|
      .//   |:::::: |     |l| 全 |l|         | |:::::::::::|:::::::::::|
     /|/     |:::::: |     |l| 名 |l|         | |:::::::::::|:::::::::::|
   //|       |:::::: |     |l| 伝 |l|         | |:::::::ll::|::ll:::::::|
  //. .|       |:::::: |     |二二二 |         | |:::::::::::|:::::::::::|
//   |       |:::::: |     0    0        | |:::::::::::|:::::::::::|
/     |       |:::::: |                   | |:::::::::::|:::::::::::|
       |       |:::::: |____ _ ______ | |:::::::::::|:::::::::::|
       |    艸 ::|::::::/     __)''( _        | |:二二二二:|
       | 0: :::: 艸 ::|/     /_(~~~)_/       :| |  。|。  |
     :0 |::::艸:::: ::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |   |   |
       | ::::: ::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   :: 艸 ::|::艸:: /
───────────────────────────────────────────────
案内された屋敷に待っていたのは一人の少年。
   この少年こそ「御頭」となのるその人であった。どうしてこんなことをしたのかと問い詰めるやる夫に、
                                                     明かされる衝撃の事実。
───────────────────────────────────────────────
    |! : : : : : : l       l: :;ィ: : : :∧ : | : : : : : ∨: : :ヾ : ∧
   イ!: : : : :i: : !.      !:/ l: : :/ ヽ: ト、 : : : : ∨: : : :\;ハ
    /l: : : :,∧:厶-‐、  レ' !‐ナ―-ゞ! ヽ、: : : :i: : : : : :l ヾ
    !.:!: : ;ィ: : ト1===ミ:、   l.:/彡==`=ミ:、ヽ : : l.: : : : : |
   .l.;イ : ;ハ イl:i゙ '乍ミ1L..../;」i ィ卞ぅx、 ! ヽト、:l: : : : : :|
   .レ'l: :/  リ |:|  ヒ;リ |「 ̄"゙1l  ヒzリ` l l`ゞ- 、.: : :lヽ:.!
    レ '’   ヾ ___ノ.'   ヾ: 、__.ノノ ´rハ !:、:| ヾ
          i ̄ ̄ i       ̄ ̄ ̄  ムソ:.;ハノ
           、             r彡;〃´
           ヽ   ヾニフ       ノレ'´
            \          ´ ,L. -‐ 、_
              ヽ . _ ,   , ィ´   ,.、二ミ:ォ
               ,.-‐=ニj,.ィ'´   / ̄ "¨ヾ\L、


.

30 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:58:35 ID:Ts4lJ2pY




     ,/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./_ .-‐ " /:.::.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ ゞ:.:.: :>
    /  .:.:.:.:.:.:.:.:.:/...:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .:.:.:.:.:.:.:.:.:., ヘ;:.:.:.:..:.: ヘ ̄  これだけ言っても理解しようともせんのか。
  ,/  .:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:. /:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.;イ:i:i:i:ii.:.:.:.:.:i.:.:.i.:ヘ          救いがたい阿呆だね、君は。
∠ - '  ̄ フ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i!!~ヽ i:i:i:i:.:.:.:.:i:.:..i:.:.ヘ
     /:.:.:.,/i:i/;.;.;.;:.:.:.:.:.:.:_, .-‐'_,,.-イ.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.i:..:.:.l   li:i:i:ii.:.:.:.:i:.:.:i\:.:\  ……いいか?
    ./:.:.:.,ィi:i:i:i:i/.:.:._, -,ィi:i:i:i:i:i:i:i:i:並羽:.:.∧:.:.:.:.:.:.:.∧:.::|   li:i:i:ii:.:.:.:.|i:i:.ヘ   ̄  彼女は君のような人間じゃない、妖怪だ。
   /;./ イ i:i:/‐'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/<凡 |:./ミ|:.:.:.:.:.:.:..l 入+===.}i:i:i:ii.:.:.. |i:i:i:.:ヘ           それも神に等しい存在のな。
   /   |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:‐i:i:i:i:i{ ト、_,ィレ 彡!:.:.:.:.:.:.:.|_,,,,送二_}i:i:i:ii:i:.:.: |\i.::.:ヘ
       /i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽヾ;;(   |:.ト.:.:.:.:.:|`、.|i!}Y {}y'^ヽi::.:/   ヽ、ゝ その彼女が、どうして
        //∠ --- 、i:i:i:i:/  : :\__.   V ヽ.:.:.:|::::゙ヾ'l 人  レ'         人間の生活に交わることができる?
     /       /〃〃     : : : :',     \:!.   し'  ,>
           r┴┴ 、      : ::',          / ̄
           /     \_    : : :ヽ        ー‐ァ'         彼女はまだ若い。力のコントロールも未熟だ。
            /...       ヽ、  : : ,: \      r'                 断言しよう、不可能だね。
        __/          `\_:./`゙ ーゝ、__,ノ

───────────────────────────────────────────────
なんとカナの正体は、この世界において最高の霊位をもつ白面金毛の大神獣、「九尾の狐」の最後の末裔だった。
そして、人間と相容れる存在ではなく、人間と共に暮らすのも無理だと冷然と告げる。
しかし、やる夫はそれを認めなかった。カナと過ごす日々の為には、自分の夢を捨てても構わないと言った。
───────────────────────────────────────────────

        ____
       /    \
.    /          \
.  /    ―   ー  \
  |    (●)  (●)  |       お断り、します。
.  \    (__人__)  /
.   ノ    ` ⌒´   \
 /´             ヽ



.

31 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:58:50 ID:Ts4lJ2pY



             /: ://: : : : : : : : : : : : : : : /
            /: : : //: : : : : : : : : : : : : : : /
      _    /: : : 〃: : : : : : : : : : : : : : ∠.,__
     /: : `''''ー、/.: : : : : : : : : : : : : :/\: : : : : : : : : :`ヽ、
    _ニ=‐: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\: : : : : : : : : : `ヽ、
    /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\: : : : : : : : : : : `''ー、_
   /: : : : : : : /: : : : : : ,、: :/从: : : : : : : : : : : : : :〉: : : : : : : : : : : : ;;;;;二ニ=-
   /: : : : : : : /: : : : : : /‐宀''~`'t: : : : : : : : : : : :/: i: : : : : : : : : : : \
  /: : : : : : :,イ: : : : : : /      'l: : : : : : : : : : /: : ト、: : : : : : : : : : : :\
  /: : : : : / |、: ;∧: :/       |: : : : : : : : : /: : : } \/: : : : : : : : : : \
 ノイ/.: :ノ  |: /ヽ∨        |: : :∧: : : ∧: : /_,,./ \: : : : : : : r‐‐┘  だからさっき言ったろー。
  /.: :ノ  _|/___二=≦_厶   |: :/ー‐,=≠‐ャメ───-\: : : : .}   タカマガハラ アマテラスオオミカミ
 / ̄| / ______`ヽ  |:/  / V______  `l;:/⌒\  高天原の天照大神に誓え!ってさ。
/   | |    |: : : : : : : |     |__,__|     |: : : : : : : :|     l|    l
|    | |    |   ;;;;;;  |     |    |    |  ;;;   |    l|   /  何しろ私の……ええと、上役だから。
\   |  !   ヽ/__レ′   |    |    ヾ、/__}_/     l|   /
  \ ',  ヽ、_______/     \_______/|  /
   ヽヘ             rヽ、                レ'´    あ、ちなみに彼は「鴉天狗」ね。
     ヽ            ヽ \              /
      \           /                    /
        \         └イ               /
        />、                       /\
───────────────────────────────────────────────
カナとやる夫。共にお互いを気遣う二人の間に、分かちがたい絆を見た御頭は、やむを得ず承諾する。
そして、カナの人間への嫌悪を取り去るために、ひとつの真実を語りだした。
  御頭の正体は「八咫烏」。天照大神に使える、神の遣いであった。明かされていく、衝撃の事実。
───────────────────────────────────────────────

                 y、-'"゙"゙-、 l'゙、
                ,r":::::::::::::::::::::`'::::':vi
               lV::::::::":::::::::::::::::::゙,::::〉/
             ゙ i゙、゙、:::r‐‐-------、//:l
              j ヽv"  /~'i    l/:::l"
              ゙!:::/,.-‐‐//゙''‐--、_j::::::l       どうも、鴉天狗のストレイト・クーガーです。
              ゙ri:{ ",ニ/、 -''ニ、'' },、/
              ,i、':゙,  /  i ´ ` l)l                皆さん、以後よろしく!
   ,.,r、   r、      {(ヽv /、 、l,  _, l_/)、       ,.,
   ゙、ヽヽ, ゙i ゙i     l `ヽ!,/ .i`゙''''' i" ///      r"/  ,.-、,..,
    ゙、ヽ '、 ゙i ゙i-‐'''フ"~ヽ   ヽ,゙、;;;;;;/ ,.'" / `ヽ-、.,_/ / /,r"/
 r-、 ヽ, ゙、'、_i ゙l ,-"   `  ゙、ヽ.,_,.r'i      ゙、:::/ / / ,/ /
 `ヽヽ、_l    ヽ, ,.-''")    ゙i...,,___j   (~ヽ  ゙/ ゙‐",." /ヽ
    lヽ,      V ,r'"     ゙'、,.ノ     ゙、 ヽ/     (,.、-''"´)<オウ!ジャマジャマ!
    {;;;;゙、 ヽ、    i"‐、     //   __,,,..}     _,.   ,.r‐i"´


.

32 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:59:06 ID:Ts4lJ2pY




:::::::::::::l|:::::::::::::::::::::|l:::::|   |::::||:::::::::::::::||||:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
:::::::::::::l|:::::::::::::::::::::|l:::::|   |::::||:::::::::::::::||||::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
:::::::::::::l|:::::::::::::::::::::|l:::::|   |::::||:::::::::::::::||||:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::l|:::::::::::::::::::::|l:::::|   |::::||:::::::::::::::| リ|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::l|:::::::::::::::::::::|l:::::|   |::::||:::::::::::::::|-j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::l|:::::::::::::::::::: 八斗‐''ナ::兀_二二..|::::::::::::|!:::::::::::::::::|^ヽ.::::::::::::.
::::::::::...          _,.  ,.≧≠¬=ミ|::::::::::::|!:::::::::::::::::|' /:::::::::::::.
:::::::::::::::.         , '´ ,ィ':;/ 、 〃,  |::::::::::::|i:::::::::::::::::j、l{::::::::::::::::
:::::::::::::::::      ,:'  / {::{Ξ :●´=  |::::::::::::||:::::::::::::::::|:} |:::::::::::::::.:
:::::::::::::::::     :., 《.  Vハ , i l 、 ,ィ|::::::::::::||:::::::::::::::::|' !::::::::::::::: :
:::::::::::::::::       ::.,     ヾ:ミー-==彡''|::::::::::::||:::::::::::::::::| /::::::::::::::::: :
:::::::::::::::::            `¨¨¨´   |::::::::::::||:::::::::::::::::|'::::::::::::::::::::. :.
:::::::::::::::::                   |::::::::::::l|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :.
:::::::::::::::::                   |::::::::::::l!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :.
:::::::::::::::::                   l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :.
::::::::::::::::::.......                  /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :.
:::::::::::::::::::::               /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :.
::::::::::::::::::___,...._            /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :.
::::::::::......____             ,..:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :.
::::::::::::::::::::::         ,. イ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :.
:::::::::::::::::::      ,... :::':   |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :.
:::::::::::::::::::.......,. -‐'::::::::::::::   !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :.
───────────────────────────────────────────────
「明治妖怪維新」。人間の進歩と共に、妖怪と人は相容れない存在となっていった。
       その中で人と共に暮らす事を決意した妖怪は、力を捨て人間となった。
                「人妖」とはその末裔で、人妖能力とは、その妖怪の血が引き起こしたものだったこと。
───────────────────────────────────────────────


.

33 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:59:21 ID:Ts4lJ2pY




                          // //// /// / /     ヽ  ヽ  ヽ
                          // /// // /// / / /        ヽ ヽ   ヽ
                         // // // /// / / 〃i   l || | l | !  ヽヽ ヽ
                      __,/ / // /// / / // / l | || | l | |i | | | |ヽ l
                       ̄/ /イ /!川/// _/_/! j| | || | l | |} | | | | lリ
                      / イ彡//,ィll | |-十7// /j /|/l /L⊥l | || | | | | |} !
                     ////彳////| | 川/l//メ j/〃// |/ リl刈 j| | | |!リ
                    〃/ /! l厂l| l | | | |!リ,ィ=≡ミ″/〃 〃士リ ||i/|| ト|ハ!|\
                     ./ ///j| || l | | | | ´ヽヽヽ   ′ =≡ミzj|/ハ|/j/ |ヘヽヽ
                     / / .! | |i || l | | | |i ヽヽヽヽ   、 ヽヽヽ/小/ハV ヽ ヽヽ
                    ,' /  | | || || l | | | !l     ___'_  #   /ll || ヽ ヾミ ヽ ヽヽ
                    ||   | | || || l |ヽ! ! !l 、 #ヽ、___ノ  , イ| | ||  | ト  | ヽ!
                    l!   | |', !ヽ!} ! ! ハ!| |ト、ヽ#     , イ川 | | | |l  | | ヽ! |`=||=
───────────────────────────────────────────────
そして、カナの母親は人間の手によって殺されたが、その人間を操っていた存在が居たこと。
  その正体は、かつて大陸よりやってきたもう一匹の「九尾の狐」──『幻咬』という存在の分身。
   カナの母親が決死の想いで封じ込めた『幻咬』から逃れた『二本の尾』が引き起こしたものだった。
───────────────────────────────────────────────
                     i  ! / ィiiiii,    `> 、\ !   ! i
                     |ハ 'i|.  }iiiiツ     イiiiiiii,|丶ヘ   |. /
                      ヘ!  (__)     }iiiiiツ  ヾ!_ .レ'
                     / ̄!!         (__)    ー 、
                     i  ̄心 o  !` ー ,     r<   ノ
                     `>y > 、 ー―'  D ノ_` ̄{
                      `Tミニニ >ー--‐―<ケ `ヽ,(
                      // /!≧'''7vハ-、/  !><,ハ に
                      i ヽ!_.  丶 /!^|ヘ.(   >ヘ__,=≦
                      ヽ、|-'   i! i. !. !_>y ヾk-'   ト、
                       <    !,iニ-!r (  て  _,ィ  \__
                        )   |i/⌒ヽ'    t―'     nつ
                       __>i!   !、  /`/  |ーへハ'^ー'ヽ、_
                      i'´   !    |ー'/    {,        ) )-テヽ
                      `ー―!____K'      |ヽ    __//ニ--'
                          /  ヽ >--'ヽ_/__,,>'
                          i_/^-' 'ー^ヽ-'



.

34 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:59:39 ID:Ts4lJ2pY




          ___________
        ./                 \
       / __           .___  \
      / /::::::::: `ヽ、        /  :::::`ヽ、ヽ、
.      / /::::::::      ヽ、__,/     :::::::::ヽ、ヽ.
     l /::::::::::    '⌒ヽ、__, -‐ ´ ̄`  ::::::::::ヽ...l
.    | |::─‐- 、    ヽ、___, -‐'   ,-─‐::::| . |
.     | |::::::    ̄ ‐-__       __-‐  ̄  :::::::::| .|
    | |:::::::  _, -─‐- \     / -─-- 、 ::::::::| .|
     |  ヽ::: ´ _-===-、      , -===-_、`ヽ:::/ ..|
   ./⌒l...| : <´.  o ` >≡ ≡< ´ o  .`> :::|.../⌒i
    | l⌒| .| ::::::::` ‐---‐ ´:::::::|::|:::::::` ‐---‐ ´ :::::: :| .|⌒l |
   | l⌒|. |:::: ヽ;;::::::::::::::::;ノ::::::|::|::: :::;::::::::::::::::;;;ノ::::::|..|⌒l |
.    | l.O| .|::::::::::: ̄ ̄ ̄   ::::|::|:::::   ̄ ̄ ̄,,ノ ::: :| | 0l |
..   | l. | |⌒ヽ  ̄ ̄  :::::::|::|::::::    ̄ ̄ '⌒ ::| |.しl.|
───────────────────────────────────────────────
二本の尾は今も尚、日本の政治の中枢に食い込んでおり、そのうちの一匹は
  「ドミニオン」を掌握してる者だという事。そして、今も尚、カナを狙い続けている事。
                                あまりの強大な敵の存在に、言葉を失うやる夫達。
───────────────────────────────────────────────
                                  ヾ|::::::::.. .:::::l   ´ ̄"´  ノ:::/
                                   .|::::::::::::::::::|        /r'ノ
                                   |、:::::::::::::::::        /
                                   | `、:::::ー、―---,,   ィ
                                   | :::ヽ:::::::`ー- ''   /::/
                                   | :::::::ヽ::::    /, '::/l
                                  ∧:::::::: `ー-- '":::/:::/ |
                             _,,..--ィ'"´::::\::::  ヽ:ヽ::::/::/ ト-、_
                      __,,...--ー''''",ニ-'''"::::::::::::::::::::\   ヽヾ/:/  |::::ー-ミニ-、
                 ,,,..-''、"  、-=ニ、:::::::::::::::::: ::::::::::::...\  |:V:/ /:::    \`ー--、.__
                 :::::\::`, ,^ 、Z`ー`         :::::::::\ _|::l:| '        `―ー''`、ニー、.._


.

35 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:59:55 ID:Ts4lJ2pY



    l :/: : : : : |: :l: : :/ | :::/| |     |::|ヽ::::::|:::i:::i::|:::::|:::::|:::::l
     | |: : |: : :::|: :|: ::/ |: / | |──- l_|_ |::::::|::::|::|::|::::|::::::|:::::|
     | | : :|: : :::| :.|/ /:/ | |  __ || ┼::l:::::|::||:|:::|:::::::l::::::l  よろしければ、お二人とも……
     | |: :::| l ::::|: l':/ //  |/  イ rェェ==xj、ソ|::::|::|:|::::|:::::::::l:::::|
     | | ::::|: l ::::l V _ュエ__     " l家トイヌ-|:://::::::::|::::::l::::i::::|  神沢学園の「生徒会」に入りませんか?
     、| 、::::、:l :::::l、Vl家ヘ       O:::::::リ ///:::::::::::|:::::::l::::i:::|
      | ヽ:|ヽ:::::::lヽ、O::::l       vニ夕 イ:: ::::::::::::|::::::::l:::::i::|
     ヽ \:、\::ヽ vニj        ̄´  |::: :::::::::::::|:::::::::l::::::i::l
        \ |\\ "       ///  |:: /:::::::::::|:::::::::::l:::::::、l
          | : : 、 // ヽ         |: / ::::::::::|::::::::::::::i:::::::ヽ
          |: :i: : ゝ、   - -'     イl:/ :::::::::::|ヽ:::::::::::::i:::::::::ゝ
          | ::l : :::::::::::i:::、     / |/: :::::::::::lーゝ:::::::::::::i::::::::ヽ
          |: l: : :::::::::::|::::::|::>i___ .イ: : :::::::::::|  ヽ:::::::::::::i::::::::::\
───────────────────────────────────────────────
やる夫もまた自分の生い立ち、そしてここに至るまでの経緯を全て話した。
  話した上で、ひとつの提案がなされた。
   「神沢学園生徒会」に入らないか───それは、やる夫とカナを助けたいという、言葉の提案だった。
───────────────────────────────────────────────

                                               /
                                               | l__
           ____                              /ヘ!  ̄`ヽ-、
         /      \                            / //\ \ :「 ̄∟..
        / ─    ─ \                          {: /―   ― |     /
      /   (●)  (●)  \           えっ           rイ ○    ○、 \_ /
      |      (__人__) u   |                        {」 " , -、    lり'´
      \     ` ⌒´   ,/                        〔_ト./  |  , イ ̄〕
      /     ー‐    \                        L.「 ̄`丶jイ⌒ヽ彡
                                            {ミ|     /r'- 、/



.

36 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:00:11 ID:Ts4lJ2pY




               /: : : : /: : /: : / : : : /l: : : : : : : : :ヽ
.             /: l : : /: : /: : /: /:/:/∧:l: : : : : : : :ハ
            /: : ! : /: : /: :/: ://l // l:|\: :!|: : : : l  ……いい案じゃないか。
           ,':/: :l : l : ://:/l: イ//,l/=キi≦V | : : : ハ
            /イ: | | : |: :l/!/=l'、l'/´/,.ィ彷r) 7:/: ム l:ト|    決まりだな、やる夫。
           ,': ,l l: : ∨r忘外 }   ̄ ̄ //: /) }从
            l:/ |:l: 、: ヽ ` ̄ 〈      //: /.ン:l      お前に理想的な兄の振る舞い
            l′lハ : \ \    __,./イィ/彳|l l          というものを教えてやるぞ!
             ′!: | |:ヽ‐ヽ  ´-‐一   /ヘ: N州
                |/l/|:l、_、:> 、     /,. -ヘl 、
               ' ' l/| ヽl: | ` ‐ '´  〉 __l  ヽ
                 |.:.:.|:.:.:.|∧     /彡,:.|  |
───────────────────────────────────────────────

 こうして、新たな仲間との出会いを果たし、やる夫とカナは神沢学園生徒会へ入る事となった。

───────────────────────────────────────────────
             |::::::|::::::::::::::|_,、‐===、   r'''"゙¨`!:i::::|:::::|i、
            |::::::|::::::::::::::|_,-ー-<     ''フ'ー--!::l::::l::::l:lヘ    まぁ、言葉先輩とルルーシュがそう言うなら。
           |::|::|::|:::::::::::|__,,,,.__       _..,,,,,..__|;:|::::|:::|::i!ヘ
          |::|::|::|::|:::|:::|r==ァ、   i  彳 ̄`"!::|::::|:::|::!i::!ヘ   生徒会会計、紅月カレン。
           |::|::|::|::|:::|:::|       |.       |::|::::|:::!::!i::ト;:ヘ
          |::|::|::|::|:::|:::ト       i;     ,'::|::::|:::i!:::i::!:ヘ::',  入速出やる夫くんと
          リ:|::|::|::|:::|:::|ヘ    ____´___   /:::!::::!:::i!:::i::iト、ヘ;',  入速出カナさんの入会を承認します。
           /リ:!::|::!::!:::!:::!::ヘ    ∨   /   /|:/!::::!::::!:::i!::i!::\i}
         /イi!::!::!::!::!:::!::::!::トヘ   ` ニ´ /| |://!:::!::::!:i:!:!::ト、i\!
        _/__リ_!::!::!:::!:::!::::i!ヘヽ ヘ   _/iトく! i:/リ:/!::::!::!:!:リヘゝ !
      /´: : : : : :リハ!:::!:::!::::i!ヘ\\     / :! :〉/7:/ |:::!:ヽi:!ヘ/


.

37 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:00:31 ID:Ts4lJ2pY



                                                __,..-‐::─:::‐-:-..、__
           ____                               ,.イ´: : : : : ;: : : : : : : : : :`ヽ、
         /_,r'  ' !、\                            /: : : : : :_:/|:: : : : : : :ヘ::、:.: : :\
       /(≡)   (≡)\                          /: : : : ;/::/`ヽ|::ト、: : : : : :|::i:: : : :: :ハ
     n/ ::::⌒(__人__)⌒::::::\                    _∩ /: : : :.:/|:/__   |:| \: : : ::}::ト、: ::i:: : :}
    y |     |r┬-|     |⌒)                 ミ_ ヽ`):: : : : :/:,ィチ心ヽ `   \:;/レ'i::`:.:|:: : :|
    l \_   `ー'ォ     //                   `{三}{: : :.:/::}'んィ:j:}`     ,チテ心、 |:: : :|:: : :γ'フ‐-、
     \      ・    ・  ̄ /                    〈  ∨::/:::ノ Vz;;ン     んイ::j:} } |:: : :|::.: :/ゝ-ァー'´
       \         /                       `ヽ、/|/::〈.xx  ̄  '   、Vz::;ソ,' |:: :∧:;/ミ三/
        >       <                         /::/::: : :::ヽ、   /::`ー-、  ̄´xxx,};ノ::i: : :|,/
                                        /::〈:/{: : :::/,,\ V   /     ,/:|: : ::|: : :|:::\
                                        /: :/|::::\;/、{{  `iー-r´-‐ァ'"´,/ |: : ::!: : :|゛ ̄`
                                       〈:.:(. レヽ、::::::{\  |ニニ/ / /  ,|:: :: : : .:|
───────────────────────────────────────────────
生徒会メンバーに歓迎されるやる夫とカナ。
それは初めての温もりであり、かけがえのない日々の始まりだった。
      ルルーシュ、カレン、薔薇水晶、夜神月、朝比奈みくる、ナナリー、そして一之谷兄妹との出会い。
───────────────────────────────────────────────


                                       ,  ----  、
                                     , ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
                                    /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
      γ⌒) ))                      .   ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ
      / ⊃__                       /.:.:./.:./:.: /.:.:.:.:.:.,、:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ
   〃/ / ⌒  ⌒\                     l:.:./.:./l:./.:.:.:l:.:./ ヽ:.:.|.:.:.|:.:.:.、_ゝ
  γ⌒)( ⌒)  (⌒) \ ∩⌒)               |:.:.l:.:l-|/|:./}/ /≧|.:.:.l:.:.:.:.ヽ
 / _ノ :::⌒(__人__)⌒ 〃/ ノ                /:.|.|/l¨仆\ ´ /イ孑:::}:.:.:.lヽ:.ト、|
(  <|  |   |r┬(    / / ))              /´ |.:.:.',l {ノ:::}  ´}ノ_::/:.:./ノ/
( \ ヽ \ _`ー‐'  /( ⌒)                  },ヘ_ハ  ̄__n/フクr====j.:._>
               / /                    \Τ、/\_/,イ: :/∨
                                     {{ /: : /く : : : \



38 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:00:45 ID:Ts4lJ2pY




  廴::::.:::.::.:::::.::.:::/   /           i `‐-‐、::.::.::.::.::::.::.::.::.:.', : : :
.   _)::::.:::::.::::::/     i     i    |     〉:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::!: : :
    L_::::::.:::::.::/     |   ,' |     |    {::.::::::.::::.:::.:::::.:::::} : : :
      ̄l:::::::i    l |    i  |     !   ,ィト、:::::::::::::::::::::::::::|: : :     ペンの力で悪も正義もぶった切る!
      \_| i     l |  i | l|    ノ_,ィ´/ ! メ -‐'j:::::::::::::::j,ェ、
         | |    l |  | ! l|  ィチ´//_,」_/_  (::::::::::::::::ハ{{      神沢学園新聞部とは
         | |i     i i _」 ト、|| /   ,ィZr'チ卞、`7 ト、::::::::::代`      学園の裏の裏まで見通すジャーナリスト集団!
        | l|    X´i l\l  レ'  /l {つk_j::::}/ | ト‐-,:::|:.`:
        ヽ!ヽ、 ト、 ,rz=、        弋:::::::シ'´ |l| 〈::::}: : :      絶賛部員募集中!(現在一名で活動中)
         `  \| kイ、Vム          ̄    ! ハ  〉,': : :
               ハ `弋ノ              l i | |: : : :      というわけで、そこの貴方も是非参加するのだわ!
               |     ヽ    _ _      // | |: : : :
               | `、    ィ_´-‐ツ      // /| |: ;/      現在はここ生徒会室に(無断で)間借り中よ!
              }  ト、    ` ´      ///__| |_:::::::
               / /| | ` .、        , ィ'//: ̄ : | |:|-;:::
                 / / .| |    _,>ー _ l´: :.//: : : : :.| |:|. L
            / / /ノ_, -'´: : : : : ;.メ!、//: : : : : :.| |:|::::::ヽ
           / /, ィ:.´: : : : : : : : :ム杯f//: : : : : : / /: :\:::
───────────────────────────────────────────────
そして、新聞部部長、謎の女性藤枝真紅。ライバル校:金嶺学園総番:ヴィラルとの邂逅。
                             様々な出会いを経て、物語はゆっくりと加速していく───
───────────────────────────────────────────────
: : : : : : l: :      ' '           , : : :    `ー-、__,|    `"
: : : : : : !: :        !            !.: : :    /,,ニ_''¨ ̄ : : : : ,     !
: : : : : : !: : :      l        l  l: :    //: /llヽ       ハ    !    答えて貰おうか、ええ!?
: : : : : : !: : :      !      /  !  l: :  ,//: : : ! !!ノ     / , !  .!
:l:./: : : : : : : :    l. l      i  /l  lヾー': : / .   `´   /. : : : ! !  l    .!  誰の時代が終わったって?
.l∧: : l: : : : : :   ! l      ,イ ./ヽ!. !: : : : :ヽ、ミ=_---―彡: : :_ , l l  l    ム
.l ヘ: l: : : : : : :   l    /  /:l l: : ヽ !: :   `丶、 二: :-‐ '' ニ....__ M .l   ,'   誰が消えるって?
  ヘ:l: : : : : : : :   !.  ,'   /: :l .l:.  ト、!       `` : : :     ./:.:.!     ,l
   l: : : : : : : : : /!  ! ./ : : l/               _   /:.:.:.:!   / !  教えて貰おうじゃないか……
   l: :l: : : : : : : ;': :! /l /: :                  ,ィ l  ./:.:.:.:.:l   ∧l
   l ∧ : : : : : ;':.:.:! /: l./:          ,         , ' / / /:.:.:.:.:.:.! ム .!    この金領学園総番、ヴィラルに!
   l/ '; : : : : ;、:ヘl/ ヽ、       `  '    _,, - '/∨'  ,イ:.:.:.:.:.:.:.l /
      '; : : : :!l:.:.:.ヽ、 ヾ、iヽ.ー-- , 、--―ァヽ'' ¨./ヽ':/  /:.:.:.:.:.:.:.:.:.K
       '; : : :l !:.:.:.:.:.ヽ、 \::\/::::\/:::::::;` ':::,ヘ/  /:.:.:.:.:.:.、――-`


.

39 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:01:01 ID:Ts4lJ2pY




.|':.:./ |.:.:.:.:i.:.:.:.:.:i.:.:.:.::/.:.:/:./ .// /:/       |:.:| .|.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:i.:.:.:.i.::.:.:|
.|:.:.| .|.:.:.:.:i.:.::.:.::i.:.:.:.:/.:.:/'´ /'´  /:./,_____    |.:| .|.:.:.:i.::.:.:i.:.:i.:.::.:i.:..:.:|
.|:.:.| |.:.:.:.::i.:.:.:.:.:i.:.::.:イ_:/_,,=メ=  //   ̄~^~ ̄~^|:/`^'''|.::.:i.:..::i.:.:i.:.:.::i.:.::::|
.|:.:.| .|.:.:.::.:i.::.:.:.:.i.:.:.:.|.::| __,'__,, /'´   -rーニニ=|/ム‐ |.:.:i.:..:.:i.:.:i.:.::.:i:.i.:.:|   カナさんの言う通り……ここにいます。
.`;:.| |.:.:.::.:i.:.:.::.::ト,.::ト,:レ==テ=<     ´ rケYケ::;:::ケマァ,.|.:.:i.:.::i.:i.:/.::.:i:.:i:.::|
 `;:|  |..:i.:.::i.:.:.:.:i`i:.|.yケ{:::::::`‐'}"        : {;;;,:::::::`;イリ}|:./:.:/:i/.:.:.::.:i.:.:i.:.:|   私が、さっきまで、「一之谷カミナ」でした。
  ` `:.:i:.:.:ト,:.:.:|:.ト;、.i `ユ;;;;;;;:|         rく:::::_:::::ソ //:/.:.::.:.i.:.:.::i.:.:.i;:.:|
     .`'i:.:.:.ト、`:.| \:_.{::::;=:ソ         .''"=ニ'タ"/r'´|.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i:.i.:.:i:.:|
      ト、:.i:.:`、丶, .´"      :          /  /|.:.:.:.:i.:.:.:.::i.:i.:.:.:i:.|
      .|:.::.ト,、:,:.'`,'-       ィ::::           ./:.|.:.:.::i.:.:.:.:;i:.:i.:.:.:i.:|
       |:.:.:.:.ト、:.::`、       .,_ _,         ./.::.:|:.:://:.:.:.::i:.:i.:.:.::i::|
       |:.:.:i:.:i.:.:.:.:.:..:\               ,. イ:.:.::.:|.:://.::.:.:.::i.:.::i.::.:.:i|
       .|.:.:i.:::i.:.:.:.::.:.:.:i.:`i;...、          , '´ .|.:.:.::/.//.:.:.::.::.:i.:.:.:i.:.:.:.:|
       .|.:.:i.::.:i.:.:.:.::.:.::i.:.:i.:::レ` 、_     _,.r'´   .|ー///.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:..:|
       .|.:.:i.:.:.:i.:.:.:.:.:.::i.:::i/  /_` iー__´_, -ー'´ ̄ ./://.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.::i.:.:.::ト,
───────────────────────────────────────────────
一之谷兄妹の抱える秘密。
           それは、二つの魂に一つの体を持つ、同一の存在だった。
                         「牛鬼」の呪いにも似た人妖能力に、彼らもまた苦悩していた事を知る。
───────────────────────────────────────────────
             /: : : : : : : : : : : : : :\: : :/::/   /
        / : : : : : : : : : : : : : |`ヾ__/    /: \
      ト、/: : : : : / : : : : : : i : : | ̄  /       /: : : : ヽ
      ,\ ` 、: : /: : : : : : :∧:: ::|  /       /: : : : : : : ',
   /___\  /: :イ: :: :: :/ l: : | /        ,イ : : : : : : : : ',       ……無理もねえ。
  / ̄    j\ l/|: : :/  ̄!: ::|      / ヽ: : : : : : : : :',
         / : : \ |: :/ ノヽ!: ::|     /    ヽ: : : : : : : ::ヽ     どのみちバレる事だったのさ。
.        /: :: :: :: :ヽ| ./く   l: :/\  /       V⌒ヽ:: : : : >
      /: : : :/l: : V Y' ヽ ‐V     //ヽ  U    く ヽ:: : : >   早いか遅いかの違いだけだ。
      /: : /  |: : : : :|   _ -‐''´,-v   |        )ヽ ノ: :/
     //     |: : : :∧ ヽ vー‐'´/⌒⌒j     / ノ /: :/      ……今回は、少し遅かったのかもしれん。
     /      l: : ::/  ',  | _/-――ノ      _,/: :/
           ヽ/    ', ヽー―― '´      ノ::::::::\l
                l            /::::     ヽ
                |           /::::::::      ',
                ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::        ',


.

40 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:01:16 ID:Ts4lJ2pY




         ,.-- 、 ,/  ,r‐,.-- 、ヽ`ヽ--、
            \  `   {. i    ,`´、⌒ヾス
          ./ \     ゝ、  ,.-{{薔}}-、i }
         / ./ .} 、  ヽ、У /ー''ヘ \}、   そうなの。
         .′/ ./  `ー- 、ーヘ、._, -'yv'  i
         {  /       ` ̄`ヽ'´  、 /!    やる夫くんは、そんな事で人を嫌ったりしないし、できない。
            マ /,. -- 、       ´  ̄ `マ  i / }
         マハ         ,    マ ,-v′   無類の、「見ているこちらが腹が立つくらいのお人よし」かしら。
             ゙Y、   `       ー―'  Y` }
         /!ハ.` ̄´     """ _ ノ ノ      そうでしょ?
        〃. `圦"""   _`_ {、「´    ̄`ヽ.
        {l ,.´ ̄ゝ、   ー‐ ′〉!_    /
         く´  _   > -  -./   `ヽ. /‐ヘ
         ,.>1 _ `ンフ l__ト、r三ー、,/       \
        / r―'-,.ハ // .| ヒー、/        \
───────────────────────────────────────────────
人との接し方がまた分からないやる夫もまた、その事実にどう答えていいのか迷い、言葉を傷つけてしまう。
しかし、カナやみくるの励ましにより、また一つ成長を重ね、一之谷兄妹との絆を深めていった。
───────────────────────────────────────────────
      / : : : : :|: : : /|: : : /   |.:| ____     \|: : : : : | : |l : :`,
      ,′: : : : :|: : / 」:.:.:/   '´「   `` 丶 、 |: : : : : | : |l : : !
       i  : : : : :|: : /-十/     j/    _ _ `|: : : : : | : |l : : |
       |  : : : : :|:/  」′     r ,.-──c、/|: : : :.:/:.:/l: : : |   ……何でもありません。
       |  : : : : :|'             〃 |::r‐()ド>|: : //.:|:: : : |
       |  : .  ヽ :l   ,.ニニ、           Uh;;;;;ノ| ノイ/: : :.:|:: : : |    良かったら、ご一緒しませんか?
       ',. : : : : :| 〃|::r‐()        V__/  |´ : : : : :|:: : : {
       ゙、.: : : : :ト、  Uh;;;ノ|             xxxx  | : : : : : :|:: : : :{.
         \  : : :|ハ  \/                  | : : : : :ノ|;; : : : {.
           ヽ、 : :|: : \ xxxx   、            ハ/: : : |;; : : : {.
             ヽ、.:\: :`、>     __  -ァ       / : : : : |;: : : : :.ゝ
               }:  ̄ ̄: :ヽ      ` ー'      ,. ' : : : : :|::: : : : : :.ヽ
              |: : : : :`丶、         // : : : : :j:::: : : : : : : \
             |: : : : : : :|i:`:'' ‐- 、 __,.. '´ ./ : : : :  ;ム、;;: : : : : : : : `
            |: : : : : : :|l: : : : : : : :.゙|:  ノ : : : : :.:/   ``''- 、;,._: : : :
                |: : : : : : :|l: : : : : : : : :}/. : : : : :.:/_,  ,、‐''"´ ゙̄`丶、
               |: : : : : : :||: : : : : : :/. : : : : : ..:,.'  /         `


.

41 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:02:23 ID:Ts4lJ2pY




           ________________________∥
 ____┌====|.....  |.....  |.....  |.....  |.....  |.....  |.....  |.....  |.....  |.....  |――┼―――∥
 ̄ ̄ ̄ ̄└====|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|.|――┼―――∥
            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∥





───────────────────────────────────────────────
生徒会の活動が始まった。予算調整の仕事の折に見つけ出したレスリング部の不正。
          現れたのは「智天使の薬」と言う人妖にしか効果のない麻薬の存在だった。
                               その事件の裏には、金嶺学園の妖しい動きがあった。
───────────────────────────────────────────────

   ミミ|::::.u....   \;;;;!:::::::::: /:::/;;;;/" ..::::::::::::::::::::::::::::
   ミ/::::彡二二ミ、ヽ| :u::::::::::|/:´ .::::彡二ニニミ:::::::
    ヽゝ   r'oヽヽ:ヽ  ノ:::::: l:::::r´roヽ   ノノ::::::
    `::ヾ、__.ゝ_ノノ::uリ:::..::::::::'' j:::::ゝゝ..ノ__./:::''       き、金嶺学園だ……
     .| ゙゙:::::::::::::::゙゙ヾ:| ::::::::::::..  ゙゙'':::::::::::::::''''          買ったのは、金嶺の連中からだよ……
      .l   ゙゙゙   .|::::::::::::::::::
    ノ´l  U    .|,.--、´`i::..    i
   .{ ./´|     ..::::('':::::::)-':::::::::::::... j      .       売ったのは、柔道部と……
   __.,イ |:::::l::  ,...、:::::::::::ゝ‐イ::::::::::u::::::::::::::::__     .::        名前も知らねぇ男子の連中だよ!
_ノ´   i |:::::::l:::.   ゝ、--- ,___,.. ------‐イ''"゙  .::::/         一年が多かった……それだけしか知らん!
`ヾ、ヽ | |::::::/ヽ: u  ゙ヽ       ,,..‐'´    .:::/;;;;
  ヽ、 | |::::ノ:::::ヽ   ヽ`''''''''''''''''''" ノ´    ノ;;;;''"
    .Y|:/::::: :::::\  `゙''''''''''''''''''"´:"    /;;;;"


.

42 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:02:40 ID:Ts4lJ2pY




: : : : : : : !         //          /: : : : :       _.',
: : : : : : :l:         / ,'              ,': : : : :    / ̄   ',
: : : : : : l: :      ' '           , : : :    /    ___',
: : : : : : !: :        !            !.: : :U  /,,ニ_''¨ ̄ : : : : ,     !
: : : : : : !: : :      l        l  l: :    //: /llヽ       ハ    !
: : : : : : !: : :      !      /  !  l: :  ,//: : : ! !!ノ     / , !  .!    チッ……くそったれめ。
:l:./: : : : : : : :    l. l      i  /l  lヾー': : / .   `´   /. : : : ! !  l    .!
.l∧: : l: : : : : :   ! l      ,イ ./ヽ!. !: : : : :ヽ、ミ=_---―彡: : :_ , l l  l    ム
.l ヘ: l: : : : : : :   l    /  /:l l: : ヽ !: :   `丶、 二: :-‐ '' ニ....__ M .l   ,'
  ヘ:l: : : : : : : :   !.  ,'   /: :l .l:.  ト、!       `` : : :     ./:.:.!     ,l
   l: : : : : : : : : /!  ! ./ : : l/               _   /:.:.:.:!   / !
───────────────────────────────────────────────
そんな中、金嶺学園を統括していたヴィラルが謎の少年の引き起こしたクーデターに倒れてしまう。
                   神沢学園生徒会はまだその事実を知らない。静かに、運命は動き出していた。
───────────────────────────────────────────────
            :,:           :(::)
            /⌒''⌒) :,,゜      '         ,,,,,,,
           (:::::::::::::::!'                 (::::::)
           ヽ::::::::';'''                 ''``   。
           τ'::/ .;:
            )/
         。            '  、       ;: 。
                               `'''`~''・    ' `
     f''`⌒(      ,,,,               !:(',,,,、              ::,,,,,、...
     ,!,,,、(     /::τ             ノ:::::::::::::::::)          。  !::::::::::`! 、
  :.、          !:::(     ノ::`!   o   (::::::::::::::::::τ            (:::,,;,;,、; 。
       ゜     (/      ⌒・ .   ・、;::::::::::::;;.;`` ''
     ,,、..   //   ノ'          //'''`'`'` `       ..,,.. _,,,.、 ・         ,, ...:・..
  π /;::::::::(,.,.(;;;::::(   ,,.,  ・っ                    ;,;;( ):::::;.    c::── '`'''::::::::::;''
   ):::::::::::::::::::::::::::/   '''''`   `        '`                     ⌒ ` !.:::τ'' ``
 τ  !::::::::::::::::::::::::::::)/,,,,, γ               :'`'``:!
    (::::::::::::::::::::::::::::冫 `'`'    、,:'::::::`:::,,,,        !:::::ノ         ・
 :::':'::::::::::::::::::::::::::::; (,,,,,,,、:::::::-ー''''`'`''''''''"



43 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:03:43 ID:Ts4lJ2pY




        ____
       /    \
.    /          \
.  / u  ―   ー  \  (最近は、忘れそうになってたけど、やる夫の右腕には爆弾があるんだお。
  |    (●)  (●)  |                         リモコン一つで、弾け飛ぶ「手負蛇」が)
.  \    (__人__)  /
.    ノ    ` ⌒´   \
 /´             ヽ
───────────────────────────────────────────────
日々を重ねていく中で、やる夫は一つの決断をする。病院生活で課せられた一つの罰。
         右手に埋め込まれた「手負蛇」という遠隔操作型の爆弾の除去だった。
                入院時代のトラウマを抱えながらも、カレンの病院で手術を受ける事を決める。
───────────────────────────────────────────────
                |
        ,、-'l`l`l`l   |
   ,,、-'´ -''´l ,l l l  |
-'´ ,、-'´   l ,l l l  |
-''´ | |      l l l,l  .|
   | |      l,ノ }  | ________
// | |     l、ノl   |ト─‐─────'1        ,,-//l ‐、  r-、
   | |      l l l l  ,||:.          ...::l        / l_l/  ヘ, `l_l´
   | |      l l l l  ,|,、-‐ー‐─-─--ー-ト     .| ̄ ̄ ̄ ̄|, (ニニ)
   | |   / / l ,l l l r'   ..::..   ..::::...   '、_____|        |____|,|___
.  〔| |   .:/7`'`'':/`'ー------------一''ヘ    |____|:: 。'o'。:::::
   | l    // / :/:: :                : ::ヘ     :::::::::::::::::::::::::::::::::::
]  | |  // / :/ ィ                ,、::ヘ
l,   | | ,// / :/ ,、---───────‐---,、 ヘ
,l   | | // / :l_/',____________,イヘ_l:
, l  | // /  :::| _|___________|_ |:::
l l  // /   :/|__|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヘ|__|:::::
l ,l //'l/   :/  :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l  l l_l,/'   :/
l ,l' ,/   :/
l  l    /
l_,ノ   ,/
    /



44 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:03:56 ID:Ts4lJ2pY



       / イ           //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /ハ/  /  ,      //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
      レV  /  ィ      / 彡:::::::::::::::::::::::ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
      | {  ./ /  /     /:::::/:::::::::://::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|  良い知らせとは、
       | ハ .イ   /    / /::/:::::::/ ノ:::://:::::/::::::/:::::::::::::::::::::::::::|  爆弾とはまた別個にセットされていた
       | i .| /  /i    / /:/i::::::∠-=彡-=ニニK::::イ≦::::::::::::::::::::::::::/  「受信装置」は除去できた、ということだ。
       レ |ハ  i∧    /i/:/::::ハ/ \ ≧ィtjヽ、_ ̄>イ::::::::::::::::::::::::/  i
         | |ハ ./ l    | |:::|::/     \ ヾン_> ≦彡::::r -、::::::レ彡/
        >ハ ;;ヾ:::|  |  ハレ:://      ヾ  ̄     /::::/ r 、}:::::::::イ/ /
      /..:::::::::\:::::ヾ ハ |  /       \      /::::∧  /::::::::::://ノ
       /.:::::::::::::::::::::::::レ:::ヽ|  ヽ_、        }    ./::::/ y./:::::::::::::::::::// 爆弾は直接的、
     ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧  _        {    廴:/  ノ:::::::::::::::::イ=≦、 かつ強烈な衝撃を与えられない限り
   /::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::∧   ` ̄ ー-     }    /ー'´::::::::::::::::://::::::::::\基本的に爆発しない。
   /::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::{i:::/ ヽ   ̄        {  / |:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::
  ./::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::{i}/  ∧            レ'´   |≧三ニ=:::::::::::::::::::::::::::::少なくとも、
../::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::|      L__   - <´   /:: ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::遠距離からのコマンドは受け付けない。
∧::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::ヽ      <´      ...::: |} ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::
───────────────────────────────────────────────
爆弾の除去は失敗に終わった。だが、遠隔装置の除去には成功し、もう爆発の心配は無くなった。
 ひとまず安堵するやる夫は、ベッドで眠りについた。
      夢に見たのは、かつての病院での日々。カナと出会う前の忌まわしき記憶だった。
───────────────────────────────────────────────

          __  ______           __
          | |/─  ─ \ ======| |
          |/ (ー) (ー)  \       .| |
         /  (__人__)     ヽ      .| |           ……
       _rーー‐‐- 、_       / ̄ヽ___| |
     __ノ ̄ ̄ ̄ ̄` ヽ__`-ー´⌒ヽ_ノ  /| |
  / ̄     ヽ_ _  ーー ヽ__ ヽ、. /  | |
 ノ                    `ヽ/|  /| |
/                      ) |/  |_|
                      / |  |
                    /   |/



45 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:04:12 ID:Ts4lJ2pY




           _____
          /        \
        /           \
       /   ‐-、      ,.-‐   \
     /    ., ーヽ   ,'. ー-、    \
    /     ( (℃) l    l i℃) )    \
    |         `ー ノ    ヽ.ー '       |
    |     "⌒(____人____)⌒゙       |
.    \         |,/⌒'⌒ヽ|       /
      \       l     j     /
       /      `ー--‐''´    〈
───────────────────────────────────────────────
それはかつてやる夫が誰よりも愛しかった姉を救おうとした時の話。
              誰よりも愛しかった人に裏切られた時の話。忌まわしき過去の話。
                              やる夫自身の封印した過去の夢だった。
───────────────────────────────────────────────
     /      .   / . : //   . :// . :/!:/      }、: : .
   /      :  .:/ : / ./  . :, ' / . : / l:′ノ   j ! ヽ: : .
   ,'     . : . : { . :/  /  . : /_,j =≠ 'i´ ´    . / V  ト、
   j    . : . : :/:|: /   ! -―/´  _{ ナ<|:   . : / ! ト、 |: 、
.  /    . : : : : : / : |:′ - :! . : / -‐ ´ l: i|  |:, . : /:/ }: ハ ヽ.!: :
 /   . : : : : : :./: :     :| :o{    __j: |!-_ィ: . /〃   〃 \j: :
ノ  . : : : : : : : /: :    イ:ヘ: :|-,wvvィ彡i|三ミ!: //   /_、_-、i ハ:
 . : : : :_: : : : /: : :   :/ /:  i、|ゝ- 7´     |//    、_`ミwz': }:
 ̄ ̄ . : : /イ: : : . : イ:/:  i ド i!´             ! `i!!: |:
: : : : : : /:/: ,': : : . :/{ |/:  ハ: '、 i!              ノ  i!}: : :
: : : , イ /: :,': : : : /ゝ、!:   / ヽ ヽ                j!l: : :



46 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:04:41 ID:Ts4lJ2pY



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,: ' / ' / / ,:'/, ,. -ュ,ニニ弌垳ト、 ,:'/,: ' / ' / / ,:'/,  :'/  /' / / ,:'/,: ' / ' / / ,:'/,
  :'/  /' / / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/    ,  :'/  /' / /  ,:'/   ,: ' /    ' / / ,:'
/,: ' / ' /  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ'/,: ' / ' / / ,:' / /  ,:'/,: ' / ' / /   ,:'
/' /、     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ / / ,:'/,: ' /  ' / / ,:'/,  / / ,:'/,: ' / ' /
 :'/ |:l    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :'/  /' /  / ,:'/,: '     / ' /     / ,:'
/,: 'ヾヽ  /::::::::::::::::::::::::○:::::::::::::::::::::::::::::::ノ: ' / ' / /  ,:' / / ,:'/,: ' / ' / / ,:'
 \  ヽ:∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::○:::::::/ ′,  :'/  /' / / ,:'/ / / ,:'/,: ' / ' / / ,:'
⌒ヽ!ヽ._j\::::::::::::: 八:::::::::::::::::::::::::::::::::/  /' /     / ,:'/,:     ' / ' / /    ,:'/,
::..::..::..::..::..`::..::ヽ/ ハ::::::::::::::::::::::::::: イ::::::::::`ヽ、  :'/  /' /    / ,:'   /,: ' / ' /  / ,:'
::..::..::..::. /⌒:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\/ '  / / ,:' / / ,:'/,: ' / '   / / ,:'
::..::.::/Iニiニl:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/  ,:'/,: ' / ' / / ,:' / / ,:'/,: ' / '
::.r'´::::::li ○il::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j   /' /    /  ,:'/,:  ' / ' / /   ,:'/,
仆、::::ノ|i, o,i|゙~`l,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉:'/,   :'/  /' / / ,:'/,: '     / '   / / ,:'
.:.:.:.:.:l ゙i--i´ヘ ,ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} ,:'/,  :'/  /'  / / ,:'/ / / ,:'/,: ' / ' / / ,:'
.:.:.:.:/ヽ _|_|,,_)ー´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ノ
.:.:.:.: (ヽ,___)ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}'´
.:.:.:.:.:iヽ__)::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
.:.:.:.:.:`ーー゙:::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
───────────────────────────────────────────────

               そして、夢から覚めた時、やる夫の前に現れるのは───

───────────────────────────────────────────────
         , -─‐──‐-、
          /        ゚    \
       / ;  ゜      °  \
      l  U      ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l⌒ '"⌒ ヽ、
       |;;;;;;;;;;;;;;;;;;    u.    ;   |ー       \
.      ! u. _ノ′ヽ、__   ∪           ,;   \ ,rー、
        ゝ。((○)  ;;;;;;;;;;;)::。 i'′⌒ ̄ ̄` ̄ ̄ ̄ヾ`ヽ ヽ
       (  ヽ'"(__人___)"'__ ,ノ ヽ、____"___,、___ソノ__ノ
  ´ ´ `゚~゜´^" ´~`゚゜`⌒ ´"´´゚^゚^ ~゜゚`´^゙^ ^´'゜´^゚´ '゚^´゙ ^ ゚゜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                                                つづく


.

47 名前: ◆VA2n4pNbBI[] 投稿日:2010/07/10(土) 18:05:34 ID:Ts4lJ2pY



                      .;t  ,,_
                    __,,]]n(^^^^
                 ^^^^^" ][
                     〈[,,,,gl.,,,,,,_
                   ,,gl゚゚l]゛,,]( ^^(r   「やる夫は人妖として生きるようです」
                  g[" 〈[fl゚゜   ][  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 .ヽkv4「゚l[。.    ][
                         ,,g[゚            「次回予告」
                      __,,pl゚"゜
                     fl゚^r,,、     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                     _]gpfllll[^^b、
                 _pprf!^^^^^、 .。,,gl゚゚
                       "[、             __   _..: 二=¨ミ" ̄三ニ==ミ,斗‐ァ
                     〈[ ^    .         ヾ=ミ`Y´   /     ヽ    `ヾツ-,
                     〈[,,,,_   4q。     -=ニ三≧ヽ// / ハ  ,イi|  ハ 、 i  `辷ニ=-
                   .ヽ"][^^^l.  ./゚     ,ィ"斗匕≦彡' イ   / j / |ハ   リ )}ヾ:、  Ⅵ\
                     〈[.。g[゚         ´ ̄/斗孑'ィ / !l  / / イ  !|ヘ  /八/,  \、 ハ
         ___ __gt         ^      .     ´ ̄ 7"イ / ! | /_人_ハ_ミ、ヽ 乂_/バi  ヽ\ ヘ、
         ^^^"]]!    」gr、  .l]     .       /イ//  i イ/ ハ {`ヽ ヾ\  リ厂リ i 八 ヽ ヾ:、
           |     "゚^゜ _  ][   .    .   /, 1 //   i|/八 ハァ≠弍ミ、 ヽ人乂=≠リハ )ノ  ヽ\
           .l]!   gllg,,  llll! 〈[         // i iハ   八  |jバ代._!.ノ `   (! 〈{くr}>j /ハヽ :} ヽ\
            ][  ,,f" ^^=   .l]!       . / /  / // /  ヽ ハ ヘ´ ̄`     `辷彡くイ,'/ i ヽゞノ   \ 、
            ^4f^゚ q      ][       / /  / // 〈  jイヾ、ヾハ     j:.    j从/ ハ ! ヾ、     Yi
                ゚lk __,,   ]]、   .   ! {  / / ′ イ /!| 1 ヽ \__  __       /:′{ ヾi   ヘ    | !
                 .l]lll゚^^^  .ヽl.、     | i ,:′ '/   八 ' i| i| i  \乂   `   /い i! ヾ:、   ヾ:、 ハヽ
                4[yprt    .\q,,。   i ∨  ハ / /  ヽヾ! |!ト、  ヽ \_ _ ..イ.:.:.:ハヽ ヾ  } )  ハ  }ヽ!
           ┌──────────┐  入ヽ /// /    } !| i| い    \ \ {.:.!|.:.:.:.:.:.:〉 \ /     ヘ / i
           │  薔 薇 水 晶 編    │
           └──────────┘


.

51 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:06:40 ID:H.GVzM0U

わーい、ばらしー編だ 姿勢を正して拝見



48 名前: ◆VA2n4pNbBI[] 投稿日:2010/07/10(土) 18:05:54 ID:Ts4lJ2pY




                           _,.___
                      ,-‐イr'¨¨´~_}
                    r='´r‐、ノ    しヘ
                   / _  j ,.        丿
                   / 「 └'/      └ 、
                /  r:ノ ¨¨  ̄` ‐-  .  _」
        __  /`=へ/!  Lイ        ヽ  \ ヽ
         l ̄`ヽ!   /.:::/   __〕  ,j! .i   :  i  ヽフ
      /l二二lツ ーl.::::l  /! ノ  /|  |   i  ! 、 ハ
      ヽ  //|_   l:::::{ ' L}  /斗イ!ス、 i!メ、j l l !
       ヽイ lj」   !:::::l  r ソ, / ,ィf羔ミ, ヾノ川!リヽj !
        ./' |  l|_   l::::::', ハ八ゝ〈{ 辷tタ    f市k| / l
       .,イ ,  l|::!.j  iイハヌl_) |  xxx      ヾツリ′ノ     あの男……な、何者なのだわっちょ……
      l::| / :/!:| ヽヘゞこソ:::i i!         ′xx{ ,′
      l::|'  .:l |」  l::ト、ー'ヾj i:! u    r‐ ォ   }iヾ:、
      ヽ! l|   l_j! lー-/ Ⅳ:、      ̄´   ノ ! 〉:〉
       /  ,: l    | :l i  /;:::::::\      イ |´
     ,:′ / !    :' / ,」∧ヾ:::::::::::`xr=ァ「´\|ヽ  ヽ
    ,/,: イ  .!    _」 / _,′} ,〉::::::::::::;:{kチ}::;:::::.ヽ > ノ
    //!  |   l  / ノ  {  //{`:::::::::::::ヾtイ:;'::::::::/\〈
───────────────────────────────────────────────
      今回からは私、薔薇水晶がヒロインです。べ、別に……嬉しくなんかないです。
───────────────────────────────────────────────
                _____ _,--─-..、.,,_
              /::::::::::::::::::ヽ´:::::::::::::::::::::`ヽ、
             /:::::::::::::::::,::--::、ヘ::::/::::::::::::\}、
            /::::::::::/:::::::::::::::::::::ヾ/:::::::::::::::::::::::::::ヽ
             /::::::;::':::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::/彡ヘ:::::::::::',
            ,'::,':::i::::::l::::::::,'::/彡三ミ≧::/彡≡ヾi:::::::::::i
             |::|::::i:::::::l:::|:::|〃           i:::::::::::i
             |::|::::|:::::::!:::!:::|/              l::::::i:::l   ……ふふ。
           !::l::::l:::::::|:::::::|!___     ,、==┤:::l:::l
              !::l::::l:::::::|::::::|! ̄二二ミ    〃彡ミfi:::::|:::|      それじゃ、ごゆっくり。
            |::l::::l:::::::|:::::|!≦三ミtr、   辻;;ゝ}.,|::::|:::|
           |::|::::|:::::::|:::::|弋::;;ゝ}      ゞ=''"|::::|:::|
           |::|::::|::::(:!:::::| ミゞ"`    i    |::::|:::|
           |::|::::|:::::|::|:::::ト、          〉   /i:::::i:::!
           |::|::::|:::::|::|:::::|:::\     ー ニ'´ //:::/!:::!
           /リ!::/::::::!::!:::::i:::::::::!>     イ::ノ:::ノ:::!::ヘ
           /!/!::!:::::!::!::i::i:::::::|゙´\  >勹\/;/::|::リヘ、

.

49 名前: ◆VA2n4pNbBI[] 投稿日:2010/07/10(土) 18:06:11 ID:Ts4lJ2pY



/:::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<
r:::::::::::::::::::;|!::::::ハ::::: ハ:::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
{:::イ:|::::::::::::|=|:/=|;:/=!::ハ:::::::::::::::/::::; イ:::::::::::::::::::::::ヾ 、::::ヽ
|::{:r'|:::::::::::|rィ='うミy'  !::::::::::;イ::::/=}:::::::::::::::::::::::::::\ヽ、ヽ   人妖能力……なんかじゃないよね。
.!:::{{ |::::::::::|、ゞ-'´,.ノ    |::::::/_/∠ !::/::::::|::::::::::::::::::::ヽ ヾヽ
..|::ヽ |:::::::ト、`゙='‐'    |:::/k"´うヾy'::::/:i::::::::::::::::ト、:::ヽ  `ヽ  気力だけで意識を繋いでるのかな?
. !ハヽ|::::::|      ..::::: ,リ' ゞニ'ノ イ::/:::イ::::::::::ト:::::| ヽ::ヽ
. ! }::::;!:::::|      ::::::: !  ` ̄´ノ;イ::::;ハ:::::::::| i::::i   ヾヽ   本当、大したものだ。
.  ル、|::::ト、     ___ .. '     '/ノ:::;:::| |:::::::::! |::!    ``
.  | !::|``\    `‐-`'   ,/}:;イイ::! !::::::|  y         でも、もう動けないよね?その傷じゃあ──
.  } i::! ``ヽ \  ゙゙゙ , ‐' ´y' !' !/ル'  |::::!
.  /  !'    ```'‐<´ォ        ′    リ
-へ       ヾ| ///7'
   `ヽ     メト////
     `ヽ  ゝ'////、
       ``'‐、{_{_{_ゝ``'‐-.._
 ´ ̄´ヽ、     /ヽ      ``'‐-.._
      \   /  ヽ  /``'‐-、   ``'‐-.._
      ,..‐'ヽ  /   ヽ /     ``ヽ    }
───────────────────────────────────────────────
       金嶺学園にて起きた暴力事件に、ある男の介入がありました。やれやれ……
───────────────────────────────────────────────
                      /´〉,、     | ̄|rヘ
                l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
                 二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
                 /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
                               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                           イ/イ三     . イ          `ー-、__,|    `"
                           // /三ニ彡 , ィ≦三ソ               トヾ
                        イ/ /三彡  イ三三ア      ー==x   ト |ニハ
                         // /三/ /三三ン           i|   jハ |三i!
                        f/ /三/ 〃 .ィ                 i|  ムハj!三|  俺が生き延びたら……
                      i!| i|三/ィ≦三ソ       .イ      i| ム三三ア
                      i!| i|三三三ア        / i|     i| ム三三く   貴様等全員……
                       /イ三三三/        /  i| i|    ム三三三
                      ,イ  /三三ア    |  /三z #.i| i|  / /三三三三   ──『狩り尽くしてやる』
                    /イ/ /イ>ァ     /|  イ斗≦斥| il/.イ三三三三三
                      ムイ´ / ム_   ィ仁| /< (!) , イ /三三三三三三    ……絶対にな……!
                     ,イ{  {  { {三| /   Ⅴヾミ三彡 'イ三ア/ j/    ヽ三
                     /   ∨∨ ∨:≦|,イヽ__  ミニ=/ #     /ヾ三三三三三
               ___ イ     ∨∨ ∨.ィ ∧ V7ハ7ァァz7/| /}/ /  .ィ≦三三
              ≦/  ヽ /´ ̄ ̄`ヽ{ 辷  ヽ. ̄ ̄ ̄´┃x_j/  /   三三三三


.

50 名前: ◆VA2n4pNbBI[] 投稿日:2010/07/10(土) 18:06:28 ID:Ts4lJ2pY



: : :.i: : : : : : : :1: : : : !: : : : |: : : : : : : }: : i: : ト、: : : } : : :.!: |: :.|: :: :
: : :.|: : : : : : : :i: : : : :|: : : :.:|: : : : : : ,′:.{′.|:\: : !: : : :|: :|: :1: :}ヽ
: : :.|: : : : : : : :ト.: : : :1: : : : !: : : : : /: : :ハ: : ト、: :\!: : : :| .1 .1: :|
: : :.|: : : : : : : :| }: : : .|: : : : |: : : : イ: : / }: : :.′\::.\: |::|: :}: :1
: :.ハ: : : : : : :.,' |: : : :}: : : :ハ: : : /: : /≦: : ′ : : |\::.\: ハイ:|
./  |: : : : : : 1 1: : ./|: : :/‐'}: ム: :/  }: ィ!: : : : i: : > 、::.ヽ⊥.!__
  ハ: : : : : : :}_」: : 'ニ! ./二!/ィ| イ≦イ}:./ }: : : /: :/: :/: :>┬┬ ´
.r  }: : : : : :ム/: :ハ-}:.'千丐行 }/} // /: : : /: /: :/: : // }: :}     枢木スザク.。
. `-ニ|: : : .:/ /:.:ハ_/'、竺竺xzィ .イ// /: : : /: /: :/: : /イ /:./
   |: : :./ /./` _`_ ̄ ̄ ̄ ̄´ / ./: : ./:.////  /´       ───引き続き、調査を継続します。
   ,': : / /./  ` ─- 、      /: /: /}}ス´./
  ,': / //               /:.:イ: :///イ } /
  ,':./  /             ´ /_ィ  ///{ノ/
 //                      /. ///  /
                      /. ///  /
───────────────────────────────────────────────
    私には、果たすべき任務があります。願いがあります。そのためには、彼らを───
───────────────────────────────────────────────
         |      _            ,.. ...
         |   _.. -| ヽ ̄ ¨`ヽ.     r  ,. -- 、ヽ
         | ,.'´   │  .ト    \   ' 「     ヾヽ
         |    イヽ,. |   r_ォ=、_、 l i  ( )   l }
         |   , '   i  ゝr_7  __ゝ-^'、ァ      'ノ
         | /     ゝ  {_j __ハ>ryj  ,| }ヽ - ‐' ´
         |´ ´ ̄ ` u.   \ ヽ::_ィ ゞラ;:くリ7
         | ,.-= 、ヽ    -- 、 j_\  ,.>:ノ
         │トt_rハ    ‐   \ノ_Y_r'´             あ、やる夫くん。
         | ` -'      ィ_´`ヾ   |  /
         |/ l ヽ  ,   弋tフハ r= v'
         |       / l ヽ  ハ /
         | >、   ゚    __ _∠-イ
         |─_`r -、-‐くゝ__`,ノ
         | イ:/ T:::\: : :.ゝ==く
         |/::/ ゚:.|ヘ-┘f_ ̄`ヽノ ヽ.
         |::/。:..:|!: : :/ _フ、.ノ   l
         |: :。: : : ゝ=二=-‐'′   | ) )


.

52 名前: ◆VA2n4pNbBI[] 投稿日:2010/07/10(土) 18:06:46 ID:Ts4lJ2pY

                             _
                , r ‐ -r '´  ̄ ヽ<ヾ ヽ
           /~〈}Y´ ̄         ゞ-ノ三ニ==- -ゥ
      _-==ニ三フ            ヾ 彡 ≦ミ三≧ヘ、
     /:::::/:;ィ7/    ′     、   丶  ト、 ヘ  ` ̄´
      ̄フ::/ l ",  /  ,,  i    l   }  l|  ヾ ヽl\ ヽ
      //  ,' ./ /  l|  l   !   l!  !  }  i! 丶\      べ、別にっ……
      "  ./ /! l|   l!  |! "⌒)-チ‐|!- リ   l   |   \ヽ
          / /ヘ リハ  T〒ミx `メr≠ニミl'   l!  l|    ヽ\         嬉しくないわね。
        ./ /  ∨ ト、 K弐ヾ、\j{〈{匂イ}j   l|  l!     \丶
       / /   Ⅵヾ∧ゝ__リ    `辷ソイ'   }  i|       } |
      ./ /     ゞⅦハxxx′  xxx u{   /:.  l|      ムィ
     / /     リ  l ヽ  ``    /  /:.:i:.  !    / /
      / /     / , ク '  l:.:._>- r ≦/  /:.:.:l::. 八_.  / /
     イ ,'      /r' ム-久l:r、Y⌒Y^lノ  ,ハL:.」_;水´{ ∠ く_
   ム l{     // ' ,ィく ヽV /}泌r/  /: : :イ: :_:_:ヘ:》  `ー ニ、-、
   {  ヘ.     /,ト、'xヘヽ ヘ 八弐    /_:_:_:ノ⌒´ : : : }      //
   ヽ  ゝ、_ / |:i:ヘ ´ュ-、 オ: /:.リ   ム: :-: :、: : : : : :リ     〃
───────────────────────────────────────────────
        学園青春恋愛伝奇熱血バトルやる夫篇 「やる夫は人妖として生きるようです」  次回──
───────────────────────────────────────────────
          ヽ、            |:::;/ /^ 〉::::::::::::::::,′
      ___j'_         N{  ノ/::::::::::::::::/   ……だが、お前と生徒会は
    ノi ''―――r=、        、__ ..イ::::::::::::::::/       『彼ら』の保護を命じられているんだろう?
   ( .::i      〉           ノ´  ヽ:::::::::::/
   ) .:::.       /         /     }ヘル{
   ( .:.::j(O)   、____ . . :  /         .ィ二}
  \∠二二{          {    /       /   人<シュボッ
  /|    |       / ヽ       .  ´     \
  ̄ ̄`ヽ   |      く    >  ´       -‐=二三\
   ̄`ヽ { ├-,     > /       /   `ヽ     ∧

                                              ※本編内のAAでお送りしました



53 名前: ◆VA2n4pNbBI[] 投稿日:2010/07/10(土) 18:07:13 ID:Ts4lJ2pY





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




                       第十一話 薔薇水晶編   『 いいおとこ 』




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                                   7月10日、21:00頃投下予定
                                                          おたのしみに




.

58 名前: ◆VA2n4pNbBI[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:34:29 ID:Ts4lJ2pY

よいしょっと、お引越し完了。
まあ、ダラダラとやりますので気が向いたら見てやってください

投下は予定通り21:00からでっす



54 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:08:04 ID:H.GVzM0U

乙でしたーって、ウホッ!?

あと3時間ゆっくり過ごそう。



55 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:08:06 ID:RTNQhwNQ

タイトルだけでキャストまるわかりwww



56 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:09:38 ID:ov/muStw

待ってました、今からwktkが止まらないw



57 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:28:35 ID:jt85Y6y6

人妖さんが来た!これで勝つる!



59 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:49:22 ID:SNhP4MGE

人妖さん乙です!
ちなみに梅ネタのできる夫のやつはどうなるの?w
すごい気になるんだけどw



60 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:31:10 ID:PgokyYJg

楽しみだああああああああああああああ
wktkが泊まらない



61 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:48:27 ID:tla86g76

全裸待機してまってるぜ!と思ったけど私はまだ変身…もとい衣服を二枚残していますよ(√的に
>>60のwktk他所いってんのかよw



62 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 20:03:27 ID:PgokyYJg

>>61
wktkも家に帰ってこのスレ見るそうだ



63 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 20:10:06 ID:YZijo2Uc

(´;ω;`)麻呂おじさん・・・・



64 名前:どこかの名無しさん[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 20:30:53 ID:X0racu56

原作でもトーニャ√大好きだからテンション上がってきたああああ
ふふ待ってたんだからね







あやかしびと 廉価版 [アダルト]

備考: やる夫スレヒロイン板 

※1006 名前:-[age] 投稿日:2011/02/20 20:31:28 TITLE:
最近更新ラッシュだなぁ まとめ有難うございます
※1007 名前:-[age] 投稿日:2011/02/23 12:29:43 TITLE:
おい、タイトル…
雪華綺晶になってる。
※1008 名前:やる夫萌え@管理人[age] 投稿日:2011/02/23 19:27:24 TITLE:
なおしました、指摘ありがとう。
※1077 名前:-[age] 投稿日:2015/04/19 11:43:27 TITLE: 承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです

コメントの投稿

非公開コメント

このブログについて
URL: http://yaruomoe.blog45.fc2.com/
RSS: http://yaruomoe.blog45.fc2.com/?xml

詳しくはこちらをご覧下さい。


カテゴリ
 リンク
やる夫.jp@2chやる夫まとめ
やる夫見聞録
やる夫AA録

[色々なやる夫系スレ投下板]
やる夫板II
やる夫スレヒロイン板
やる夫板・2nd
やらない夫板II
やる夫系雑談・避難・投下板
やる夫801板 仮設避難所
翠星夫板
やる実+板
やらない子板プラス
やる夫板(RC)
やらない夫板
SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServise掲示板

[あんてな系]
アップルアンテナφ(゚∀゚c⌒っ彡
あんてな@かんてな
いーあんてな
オワタあんてな\(^o^)/ニュー速
ショボンあんてな(´・ω・`)
ちくアンテナ やる夫
ブーンあんてな⊂二二二( ^ω^)二⊃
やる夫アンテナ(べーた)
やるやらアンテナ部
ライブアンテナ
秒ぁんてな(゚∀゚)

 [2chいろいろ]

 (´A`)<咳をしてもゆとり
 【2ch】ネタちゃんねる m9( ゚д゚)っ
 2chスポーツニュースナビ
 2ちゃんニュース!ワロタ速報
 2ちゃん的韓国ニュース
 2のまとめR
 VIPPERな俺
 WWW.ニュース
 オレ的ゲーム速報@刃
 カナ速
 キリンちゃんねる
 こゆくておいしい('A`)
 ちょっとアレなニュース
 テラニュース
 ニコニコVIP2ch
 ニュース超速報!
 にゅーるぽ(・∀・)
 ニュー投
 ヌコニュース
 ぷん太のにゅーす
 まとめたニュース
 ワラ速
 引いた瞬間、冷めた瞬間
 音楽業界を目指す学生
 何でもありんす
 暇人\(^o^)/速報
 芸スポまとめblog
 悟った瞬間、冷めた瞬間
 山師ニュース\(^o^)/
 世界って広くね(;゚Д゚)
 中の人
 痛いニュース(ノ∀`)
 痛ニュー速報!
 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww
 日本ってすごくね(;゚Д゚)
 萌えっ娘。通信本部
 冷めてないけど引いた瞬間  
月間記事一覧
最新コメント
ランキング


管理人にメール

名前:

メール:

件名:

本文:

いいのよ
アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。